今年も、この季節がやってきました。
世界大会をかけたポケモンバトル『ジャパンチャンピオンシップス2017予選』が行われます。
大会の考察や対策ポケモン、大会ルールを紹介します。
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目次
エントリー期間(ジュニア、シニア)
2017年3月30日(木)14:00~4月28日(金)8:59まで
エントリー期間(マスター)
2017年3月30日(木)14:00~4月15日(土)8:59まで
開催期間(ジュニア)
2017年4月28日(金)9:00~5月1日(月)8:59まで
マスターカテゴリの日程(開催期間)
『マスターカテゴリ 日程<A>』2017年4月15日(土)9:00~4月17日(月)8:59
『マスターカテゴリ 日程<B>』2017年4月21日(金)9:00~4月23日(日)8:59
『マスターカテゴリ 日程<C>』2017年4月26日(水)9:00~4月28日(金)8:59
『マスターカテゴリ 日程<D>』2017年4月30日(日)9:00~5月2日(火)8:59
『マスターカテゴリ 日程<E>』2017年5月6日(土)9:00~5月8日(月)8:59
マスターカテゴリのレートランキングの注意事項
マスターカテゴリは、日程A~Eのうち3日間以上を選んで戦う必要があります。
4日以上でバトルをした場合、レートが高い3日間が選ばれることになります。
その3日間のレートの合算が大会レートとなります。
受け取り報酬はPJCS2017の出場権
各カテゴリの上位50位は、ライブ大会『PJCS2017』の出場権を手にすることができます。
対戦ルール
バトル形式は、ダブルバトル。
1日15戦までバトル可能。(マスターカテゴリは日程ごとに20戦)
参加ポケモン
使用できるポケモンは、アローラ図鑑1~301のポケモン。(ただし、ジガルデ、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、マギアナは不可)
※リージョンフォームを持つポケモンは、アローラの姿でなければならない。
バトルボックスに登録するポケモンは4~6匹で、その中から参加させる4匹を選ぶ。(レベル51以上はすべて50に統一)
道具
メガストーン以外の道具を持たせることができる。(メガストーン不可)
ジャパンチャンピオンシップス2017予選の考察
今回の大会は、アローラ縛りのダブルバトルとなりました。
そして、マスターカテゴリは日程を選択する方式が採用されました。
これにより、今まで大会に参加できなかったトレーナーたちも戦いやすい環境となっているようです。
マスターの日程選びで勝率を上げる
そこまでの誤差はありませんが、やはり日程選びが重要となってきます。
あなたが時間に余裕があるのなら、このA~Eのすべての日程に参加すべきです。これがもっとも勝利を上げることができる方法です。
この合算方法は、低いレートを切り捨ててくれるので、こなす日数が多ければ多いほど有利となるからです。
そして、この日程の中でレートを上げやすい日が存在します。
つまりは、廃人トレーナーに当たらず、初心者トレーナーが多い日程を選べばいいわけです。
オススメの日程は、1位C、2位D、3位A、4位B、5位Eという順番になります。
C、Dは平日を挟んでおり、休める人と休めない方がいるので、相手のレベルもブレやすいと思います。(戦う日は、平日を選んでください)
もっとも参加人数が多くなるのはA日程ですが、つまりは初心者トレーナーも多いので、強いトレーナーと当たる確率は五分五分となります。(レートが上昇してくれば、それほど意味はなくなりますが・・・)
Bは4位にしていますが、3位と危険度はそれほど変わりません。Aに参加できないトレーナーがBに流れるでしょう。
Eは、かなり危ないです。きっと「他のレートが低かったから、ここで挽回しよう」という考えの方が多くなる最悪の日となります。(それを考えるのは、本戦を狙うようなガチ勢です)
そして、すべての日程のうち、戦うのは午前中が好ましいです。
ハギギシリ対策
『サイコファング』は、壁を食い破ることができます。(『リフレクター』など)
『すばやさ』も速く、『こだわりスカーフ』を巻かれると本当に厄介です。
ただし、打たれ弱いので1撃を決めるチャンスさえあれば倒すことが可能です。
ハギギシリの育成論は、こちらで取り扱っています▼
バンバドロ対策
『じきゅうりょく』が厄介であり、交換で出されると『ぼうぎょ』ランクを上げる手伝いをしてしまいます。
また、カプ・コケコ封じでも採用されるポケモンです。
ただし、足が遅いので『トリックルーム』内でなければ活躍は難しいでしょう。
バンバドロの対策は、こちらでも紹介しています▼
エンニュート対策
他のステータスはガタガタですが、『とくこう』111、『すばやさ』117は優秀な神速アタッカーです。
1撃を決める前に、先制と取られてしまうと大変な事態となります。
しっかりと『まもる』でガードするか、『トリックルーム』に引き込みましょう。
エンニュートの詳細が知りたい方は、こちらをご覧ください▼
ナマコブシ対策
ループを得意とする害悪ポケモン。
型が2つあり、防御型か特殊防御型かを見極める作業も必要となります。(大体は防御型)
戦術も2つあり、1つは『とびだすなかみ』で自爆を狙うため、『いたみわけ』でHPを調整してくるナマコブシ。
もう1つは、『どんかん』で相手の積みをシカトし、『どくどく』『じこさいせい』『カウンター』をループさせるナマコブシ。
どちらも厄介なので、『ちょうはつ』『アンコール』でお帰り願いましょう。
ナマコブシの育成論を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼
クワガノン対策
採用率は低いと思いますが、概要はしっかりと頭に入れておきましょう。
意外と見落としがちのポケモンですが、『とくこう』が145という高火力を秘めています。
後手でしか行動できないとはいえ、『でんき』『むし』『ふゆう』の組み合わせは弱点を突きづらく、1撃だと耐えてしまうのです。
最後の1対1で出された場合、確実に敗北します。
『ほのお』『いわ』なら弱点を突けるので、1つは用意しておきましょう。
詳しい情報は、こちらの育成論でまとめています▼
ミミッキュ対策
カプシリーズ、ガブリアス並みに採用頻度が高いポケモン。
特性『ばけのかわ』の優秀すぎる点が人気を集めているようです。
『きあいのタスキ』を持たせれば、2ターンも耐えることができるため、その間に『つるぎのまい』を積むことができます。
『かげうち』も覚えるので、去り際の1撃は重たいです。
逆にいえば、『つるぎのまい』を積むのはほぼ確実なので、『アンコール』の餌食になりやすいです。
さらに突っ込んだ対策は、こちらの記事で紹介しています▼
グソクムシャ対策
しょこたんもお気に入りのポケモン。
タイプ一致の『であいがしら』が強力であり、弱点を突かれると大変な事態に陥ります。
足は遅いですが、『ふいうち』や『アクアジェット』も覚えるので、先制攻撃される可能性が高いポケモンです。
『サイコフィールド』等で、しっかりと動きを封じる必要があります。
グソクムシャの詳しい対策は、こちらの育成論でも紹介しています▼
オニシズクモ対策
廃人トレーナーにこそ使われているポケモン。
オニシズクモは、特性『すいほう』で『みず』技を2倍ダメージにします。
また、『ほのお』技を半減し、『やけど』も受けつけません。
『すばやさ』は低いので、物理攻撃で弱点を突く必要があります。
オニシズクモの詳しい対策が知りたい方は、こちらもご覧ください▼
ベトベトン対策
高火力アタッカーとして名高いカプ・テテフですが、アローラのベトベトンに『エスパー』技は効きません。
『フェアリー』技も等倍にしてしまうので、そのうちに『どくづき』で倒せてしまいます。
苦手な相手でも、『ちいさくなる』で回避率を上げて勝機を狙えます。
ただし、『ぼうぎょ』が低いのに『じめん』技が弱点なので、『じしん』で吹っ飛びます。
キテルグマ対策
アニメでも大注目のポケモン。
キテルグマは、特性『もふもふ』で物理ダメージが効きづらいポケモンです。
倒すには、特殊アタッカーが必要不可欠です。
『もふもふ』は『ほのお』技が2倍ダメージになるので、弱点として突くこともできます。
キテルグマの育成論は、こちらで紹介しています▼
ガブリアス対策
世界で活躍したトップランカーたちも愛用していたポケモン。
もし、「誰にしていいか分からない!」と思ったら採用するべき最強枠です。
タイプ一致の『じしん』が強力なので、カプ・コケコの抑止力となります。
現在は、『こだわりスカーフ』のガブリアスが人気となっています。
倒すには、いかにして『こおり』技を的確に当てるかがポイントとなります。
ガブリアスの育成論は、こちらで紹介しています▼
キュウコン対策
初手で出されると、必ず『オーロラベール』を張ってきます。
また、『アンコール』を覚えるので、相手の変化技を縛ることもできます。
逆にいえば、変化技が大半を占めるポケモンですので、『ちょうはつ』『アンコール』には弱いポケモンともいえます。
キュウコンの育成論は、こちらの記事で確認することができます▼
ヤレユータン対策
ヤレユータンの『さいはい』は、指定した相手にもう1度同じワザを使わせる便利な変化技です。
積み技の2段強化、2連続攻撃など使い方は色々できます。
なにより、特性『テレパシー』で味方の技が当たらないので、ダブル向きのポケモンなのです。
しかも『トリックルーム』まで覚えるので、早めに倒しておきたい相手となります。
『むし』『あく』技で攻撃できないなら、『ちょうはつ』で動きを止めることもできます。
ヤレユータンの育成論は、こちらで紹介しています▼
ナゲツケサル対策
特性『レシーバー』で、倒れた味方の特性を引き継ぐことができます。
人気なのは『いかく』を引き継ぎ、『こうげき』ランクを下げる型です。
面倒なのが、『ふしぎなまもり』で弱点しかダメージを効かなくする方法です。
ただ、カプ・シリーズが『フェアリー』なので、それほど危険視するコンボではないかもしれません。
ナゲツケサルの詳細を知りたい方は、こちらでも扱っています▼
バクガメス対策
バクガメスに物理攻撃してしまうと、『トラップシェル』で反撃される可能性があります。
150ダメージは、ダブルでも痛い数値となるでしょう。
『オーバーヒート』『りゅうせいぐん』など、強力な技も備えています。
特殊技で攻撃するか、『じめん』技で攻める必要があります。
バクガメスの対策は、こちらでも紹介しています▼
ジジーロン対策
対策不能なぐらい、技のレパートリーが多いポケモン。
ほとんどのポケモンの弱点を突けるので、早めの撃破が望まれます。
『トリックルーム』内だと、ジジーロンを止められるポケモンはいません。
ジジーロンの対策は、こちらの記事でも紹介されています▼
ジャラランガ対策
第7世代の600族『ドラゴン』ポケモン。
『つるぎのまい』『りゅうのまい』『はらだいこ』など、物理系の積みをすべて覚えるとんでもないポケモンです。
道具で弱点を調整されると、本当に厄介なポケモンとなります。
ジャラランガの詳細は、こちらの記事をご覧ください▼
シルヴァディ対策
グラジオの相棒であり、準伝説枠のポケモン。
アルセウスには劣るものの、タイプを変えることができるので、どんなパーティにも合わせやすいメリットがあります。
つまり、相手の対策の裏をかきやすいことを意味します。
とはいえ、通常は『ノーマル』タイプの採用が多いので、『かくとう』技には弱いです。
また、シルヴァディは道具で能力を強化する型が多いので、『はたきおとす』が成功すれば弱体化を狙えます。
シルヴァディの詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事も重ねてご覧ください▼
カプ・コケコ対策
ドーブルを使うトレーナーはほとんどいなくなりましたが、やはり『キノコのほうし』はダブルバトルでも有効な技です。
カプ・コケコの特性『エレキメイカー』なら、それらを無効にできるうえ、タイプ一致の『ほうでん』が強力です。
場が気に入らないなら、『ボルトチェンジ』で逃げることも可能です。
倒すためには、『トリックルーム』で『すばやさ』を封じる必要がありそうです。
カプ・コケコの詳細を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください▼
カプ・テテフ考察
ダブルバトルでこそ猛威を振るうポケモン。
カプ・テテフがいることで、最強の先制技『ねこだまし』が発動できなくなります。
『ふいうち』も無効となりますので、採用率はかなり高そうです。
倒すためには、耐久型の『あく』ポケモンで、しっかりとダメージを与える必要があります。
カプ・テテフの育成論が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼
カプ・ブルル対策
カプ・ブルルは強力な物理アタッカーであり、『くさ』技を1.5倍ダメージで攻撃することが可能です。
HPも徐々に回復していきますので、早めの対処が重要となります。
『どく』技なら、ほぼ一撃で倒すことが可能です。
カプ・ブルルの育成論考察は、こちらの記事で紹介しています▼
カプ・レヒレ対策
ダブルバトルのほうが本領発揮できるポケモン。
『ミストメイカー』は、状態異常の無効も含まれていますので、『しんぴのまもり』をノンリスクで発動することができます。
サポートとして居座られると厄介ですが、カプ・コケコにやられやすいタイプでもあります。
カプ・レヒレの考察は、こちらでも確認することができます▼
マッシブーン対策
マッシブーンは『こうげき』『ぼうぎょ』が高い物理アタッカーです。
『きゅうけつ』を覚えるので、物理ポケモン同士だと競り負けてしまう可能性があります。
『ひこう』タイプなら、『むし』技を半減できるだけでなく、マッシブーンに6倍ダメージを与えることができます。
マッシブーンの育成論を知りたい方は、こちらもご覧ください▼
フェローチェ対策
フェローチェの『すばやさ』の種族値は151あります。これは、全ポケモン内でトップ3となります。
つまり、本大会では最速となります。
1撃を与えれば倒せるにも関わらず、攻撃力が非常に高く、逆にやられてしまいます。
『きあいのタスキ』を持たされると、さらに状況は悪化するでしょう。
そんなフェローチェの対策は、『ゴースト』タイプがオススメです。
『むし』技を半減でき、『かくとう』技を無効にできます。
フェローチェの詳しい情報が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼
デンジュモク対策
『とくこう』の種族値173は、もはやメガシンカレベルです。
『トリックルーム』で『すばやさ』を上げられると、苦戦を強いられることになるでしょう。
ただし、カプ・コケコ対策で『じめん』ポケモンは必須となっていますので、デンジュモクは戦いづらい環境かもしれません。
デンジュモクの育成論は、こちらで紹介しています▼
カミツルギ対策
全ポケモンの中で、3番目に『こうげき』値が高い恐ろしいポケモン。
本大会では、文句なしに1番破壊力があるポケモンとなります。
『すばやさ』の種族値も109あり、先制されると一撃で倒される可能性があります。
『ほのお』タイプなら、カミツルギのタイプ一致技を半減させることができます。
特殊技なら、カミツルギを1撃で倒すことは難しくありません。
カミツルギを使いたいなら、こちらの育成論もご覧ください▼
テッカグヤ対策
『はがね』『ひこう』は、最強の耐久性を与えます。
テッカグヤの場合、『こうげき』『とくこう』も高いので、相手を一方的に倒すことも可能です。
自身の重さを利用した『ヘビーボンバー』は、まさにカプシリーズ対策となるでしょう。
ただし、もっとも出現率の高いカプ・コケコに弱点を突かれるというデメリットはあります。
テッカグヤの詳細が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
アクジキング対策
アクジキングは、HPが非常に高いポケモンです。
弱点が多いですが、効率よくHPを減らすにはタイプ一致で攻撃する必要があります。
『フェアリー』タイプなら、『あく』『ドラゴン』技を弱めることができ、1撃で倒すことも可能です。
アクジキングの育成論は、こちらの記事で紹介しています。
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まとめ
ダブルバトルのポケモン選びも大事ですが、もっと大事なのは戦い方となります。
ポケモンの出し方や『まもる』を的確に行えば、相性が最悪の場面でも乗り切ることが可能となります。
逆にいえば、これらを知っていなければ、いくら優れたポケモンを揃えていても勝つことはできません。
ダブルバトルに不安がある方は、こちらの記事も参考になるでしょう▼
また、WCS2017の考察はこちらで紹介しています▼
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