2018年3月23日に発売された『名探偵ピカチュウ完全版(新コンビ誕生の続編)』の結末(エンディング)から感想・評価まで紹介していきます。

 

そのため、この記事にはネタバレが含まれてますので、プレイする予定がある方は閲覧をご遠慮ください

 

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目次

名探偵ピカチュウ完全版のストーリーから結末まで

『出典・ポケモン公式サイト』

 

ティム・グッドマンは、失踪した父親ハリーを捜すため、ライムシティにやってきました。

 

この町には、父親が働いていたベイカー探偵事務所がありました。そこで、何か失踪の手がかりがないかを捜しに来たのです。

 

事務所に向かう途中、1匹の帽子を被ったピカチュウと出会います。まるでおっさんのような立ち立ち振る舞いであり、ピカチュウの可愛さが少し欠けているように見えました。

 

ただ、そのピカチュウは人間と喋ることができる不思議なポケモンでした。そして、何故かその言葉を聞き取れるのはティムだけだったのです。

 

事情を聴くと、どうやらティムの父親のパートナーポケモンのようでした。その失踪の後、『でんき』技が使えないうえ、記憶を失った状態で事務所に引き取られたようです。

 

利害が一致したこともあり、ティムはピカチュウとともに父親の失踪を捜査することになります。

 

そこでティムが聞かされたのは、父親の失踪は事故ではなく事件という可能性でした。

 

父親は、ポケモンが狂暴化する事件を調べていた途中、事故に遭ったのです。

 

それを不審に思ったティムとピカチュウは、父親が追いかけていた事件を辿ることにします。

 

まず向かったのは、ヒトモシ洞窟でした。すると、そこには暴れ狂うオニゴーリがおり、足元にはアンプルが落ちていました。

 

これを人為的な犯行と考えた2人は、オニゴーリを正気に戻したあと、アンプルの調査を始めます。

 

そこで浮上したのが、父親の失踪現場から近い場所にあるPCLでした。PCLは、ライムシティでも有名なポケモン研究所だったのです。

 

そこの研究員であるカルロスが、父親の事故を起こした張本人でした。

 

研究所は関係なく、個人での犯行でしたが、カルロスが行っていた研究はPCLが封印していた負の遺産でした。

 

それは、通称『R』と呼ばれ、ミュウツーの『破壊の遺伝子』で作られたものであるため、ポケモンを狂暴化させる作用があったのです。

 

ティムの父親は、この『R』を知り過ぎたために狙われたのです。

 

カルロスに指示していた人物がいることを知り、ティムとピカチュウは黒幕の行方を追います。

 

こういったポケモン狂暴化の事故は、過去にも幾度かあったため、2人は過去の映像をテレビ局GNNから借りて確認し、キースという男が怪しいことを突き止めます。

 

キースこそ、カルロスに指示を出していた張本人でした。

 

また、キースは闇オークションで『R』を輸出し、被害を拡大させようという野望もあったのです。

 

ティムとピカチュウは探偵らしく推理を駆使し、キースを取り押さえることができました。

 

すべてが終わったあと、1匹でいたピカチュウの前にミュウツーが現れます。

 

実は、ピカチュウの記憶は少しずつ戻っており、記憶をなくす前にミュウツーと約束をしていたのを思い出します。

 

それは、『ハリーの命を助ける代わりに、ミュウツーの遺伝子をすべて見つけ出すこと』でした。

 

ピカチュウは約束を達成したとミュウツーに告げましたが、まだ遺伝子が残っていると首を振られてしまいます。

 

ティムのもとに戻ったピカチュウは、まだ事件が終わっていないことを告げます。

 

警察の取り調べでも判明し、キースと取引していた人物が浮上してきました。

 

その人物は、ポケモンカーニバルというライムシティ最大のイベントで『R』を使うことを企てているようでした。

 

そのポケモンカーニバルはGNNのテレビ局が独占で放送することができるイベントであり、その利点からGNN関係者に犯人がいると絞ることができました。

 

その犯人は、狂暴化したポケモンの映像を見せてくれたこともあるGNNプロデューサーのロジャーでした。

 

『R』の狂暴化をコントロールする術を身につけており、ロジャーのパートナーポケモンであるオンバーンは強力なパワーを得てしまいます。

 

その攻撃でティムに危険が及んだとき、ピカチュウは使えないはずの『10まんボルト』を放ち、オンバーンとロジャーの暴走を止めることができました。

 

ティムがロジャーを警察に引き渡している僅かな間、ピカチュウは現れたミュウツーと言葉を交わしていました。

 

「もう時間がない……」「どちらを選ぶか、決めましたか?」

 

ミュウツーの問いかけに、ピカチュウは力強く頷きました。

 

 

次の日。ティムが起きると、ピカチュウは人間の言葉をしゃべりませんでした。

 

ティムは、『10まんボルト』を使った衝撃で普通のピカチュウに戻ったのかと思い、相棒がいなくなってしまったことに心を痛めました。

 

しかし、それはピカチュウのドッキリであり、おっさんのようにゲラゲラと笑っていました。

 

2人は今日も事件を解決するため、ライムシティへと歩き出しました……。

 

Fin

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名探偵ピカチュウ完全版の感想と評価

名探偵ピカチュウ完全版で評価できる点は、ポケットモンスターの世界観に現実世界のようなリアリティを追求しているところです。

 

モンスターボールという概念を取り払うことで、より現実味のある作品になっていました。

 

内容は、ドラマを見ているようなストーリー展開となっており、アクションゲームが苦手なユーザーでもプレイすることができます。

 

何より、ポケモンたちの表情豊かな生態を見ることができるため、ポケモン好きのユーザーなら楽しめる作品となっています。

 

Amazonでもリアルタイムのレビュー評価が見られますで、合わせて確認してみると良いでしょう。

 

『Amazonで名探偵ピカチュウのレビューを確認する』

 

さて、ここからは個人的な感想を紹介していきます。

 

この名探偵ピカチュウ完全版は、間違いなく好き嫌いがハッキリする作品といえるでしょう。

 

謎解きゲームなので、捜査中は文章ばかりを読むことになりますし、同じ場所をグルグルと回り続けます。

 

新たな証言や証拠が見つかると、同じキャラクターたちに再び話かける作業……。こういったシステムが好きになれない方は、あまりオススメしづらいです。

 

また、ゲームのボリュームが1日で完結してしまう長さなのもどうかと思います。

 

前作をプレイしていたなら半日でクリアできるため、これで5000円は高い気がします。(ただし、前作を購入していると1500円割引)

 

あと、エミリアの言動にも疑問が残ります。

 

ほとんどの章に登場する奇遇さ、何かを隠しているように言葉が詰まる仕草など、どこか怪しいと感じさせる行動をとらせていたのに、結局は何もなかったというオチに拍子抜けしたというのが正直なところです。

 

そして何より、父親ハリーの存在をハッキリさせなかったモヤモヤ感はありますね。

 

もちろん、それを語らない美学もあると思います。

 

ただ、せめて息子の成長を温かく見守る視線や言葉があっても良かった気がしますね。

 

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