コマスターでテッカニンが登場したとき、あなたはどう思いましたか?
「この速さは活かせる!」と思った方、「んー、自分には合わないかな・・・」と思った方、賛否両論だと思います。
今回は、そんなテッカニンの能力を最大限に引き出したデッキを紹介します。
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目次
テッカニンが使えないと思うプレイヤーの着眼点
テッカニンが使えないと感じたプレイヤーは、おそらく『ウェイト状態のポケモンを移動できる』という部分が引っ掛かったのだと思います。
たぶん、『時間が足りない』と感じたのでしょう。
例えば、味方がウェイト効果のワザで、相手ポケモンをウェイトにできたとします。
次のターン、テッカニンならその相手を通り抜けることが可能です。
ところが、もしそこが通路だった場合、ウェイト状態になっていない味方がブロックしてしまい、通行できないわけです。
その場合、テッカニンは迂回して移動する必要があるので、結果として相手のウェイトが終わってしまうのです。
確かに、これだと時間が足りないですよね。
デンチュラの優秀な紫ワザ『でんきスレッド★★』でさえ、うまく働かないかもしれません。
そうなると、全体をウェイトにできる可能性を秘めたオンバーンの『ぼうふう★★』を思い浮かべますが、これにも問題があります。
それは、『ひこう』タイプにしかウェイト効果がつかない点です。
つまり、相手のデッキによっては、テッカニンのコンボが決まらなくなり、テッカニンデッキは破たんしてしまうのです。
こういった理由で、テッカニンを使いたがらない方もいるようです。
テッカニンデッキがウェイトの大火を駆ける
確かに、テッカニンと一緒に出たデンチュラやオンバーンに焦点をあてた場合、テッカニンの能力は半減するでしょう。
しかし、大火の中なら、テッカニンはスピードを緩めることなく、敵ゴールを目指すことができます。
つまり、相手ポケモンを『やけど』状態にしてしまうのです。
この状態の場合、『フレイムエナジー』が絶大な効果を発揮します。
『フレイムエナジー』はプレート修正を受け、『やけど』状態の相手ポケモンはウェイト3という追加効果が備わりました。
発動後はターンエンドとなりますので、実質はウェイト2ですが、テッカニンがフィールドを突っ切るには申し分ない時間が確保できます。
現在は、『やけど』状態にできるポケモンは数多くいます。
レシラムの『あおいほのお』、ファイヤーの『フレイムチャージ★★』、ヒードランの『マグマスライド★★』、マフォクシーの『かえんほうしゃ』、バクフーンの『ばくふう★』、ブーバーンの『ほのおのパンチ』・・・数え出したら切りがありません。
仮に、通り抜けるタイミングを作ることができなかったとしても、これほどしつこく『やけど』を浴びせることができれば、相手の戦力を大幅に削ることができるので、力ずくでゴールを狙うことも可能でしょう。
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まとめ
テッカニン自体、MP3でありながら相手を共倒れにできる『すてみタックル★★』があるため、デッキの弱点とはなりづらいです。
『かわす』の面積が2割もあるので、相手ゴール前の追撃も振り切ることができます。
また、『つじぎり』が成功すれば、相手陣地にレシラムといった強力なポケモンを置くことができるので、番狂わせを引き起こしやすいポケモンといえるでしょう。
テッカニンデッキがどれほどのものか、試してみるのも良いかもしれません。
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