初心者向けポケモン講座 第8回となります。
目次
第1回 ポケットモンスターって?
第2回 ポケモンは育成、交換、バトルが楽しい!
第3回 今から始めるなら『ポケットモンスターX・Y』
第4回 ポケモンのタイプを知ろう!
第5回 基礎ポイントを上手に振ろう!
第6回 群れバトルで基礎ポイントを効率よく上げる
第7回 ポケルスとは?その感染経路と潜伏期間
第8回 最強のポケモンを生み出そう!特性、性格編
第9回 最強のポケモンを生み出そう!タマゴ編
第10回 配信ポケモンを厳選しよう!
第11回 急所ランクを覚えよう!
第12回 シングルバトル必勝法!
第13回 ダブルバトル必勝法!
Lvは100、基礎ポイント(努力値)も上手に振れた。これで、ポケモンは相当に強くなったと思います。
ですが、これでは満足とは言えません。インターネット対戦ともなると、たった1ポイントのステータスの低さで負けてしまう世界なのです。
ポケモンバトルで勝ちたいのなら、ステータスMAXのポケモンを生み出す必要があります。
そのためには、とても残念なことですが、一緒に旅をしてきたポケモンとお別れをすることになります。
とはいえ、アニメのサトシのようにキャッチ&リリースをする必要はありません。
思い出深いポケモンたちは、ポケモンセンターのBOX内やポケモンバンクに預けておきましょう。
ポケモンバンクに預ければ、最新作に送ることもできます。
過去のポケモンたちが押入れに追いやられることなく活躍できるのも、ポケモンゲームの魅力なのです。
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目次
最強のポケモンは、一から生み出さなければならない
何故、今まで育ててきたポケモンではダメなのか?
そう思った方もいると思いますが、実はポケモンそれぞれのステータス値は固定ではありません。
つまり、同じポケモンでも生まれながらにステータスが違うのです。
基礎ポイントは後からいくらでも振り直すことができますが、本来持っているステータスを変えることはできません。
そのポケモンのステータスが高いか低いかは、捕まえた時とタマゴから生まれた瞬間、配信されたポケモンを係員から受け取った時に決定します。(インターネット用語で個体値と呼ばれる)
以上を踏まえると、ステータスMAXのポケモンを生み出す2つの要因が見えてきます。
- 生まれつきステータス値が最高の状態であること。
- 基礎ポイントを上手に振っていること。
基礎ポイントのほうはこちらの記事で説明した通りです。
生まれつきステータス値を最高の状態にする方法は、次の記事で説明します。
まずは、その前に知らなければならないことがあります。
それが特性と性格です。
実は、この2つもステータスに影響を及ぼす要因となります。
今回は、特性と性格について詳しく説明していきます。
ポケモンの特性
ポケモンには、3種類の特性が存在します。(ポケモンによっては1つや2つしかないものもいる)
例外を除き、野生で捕まえられるものは2種類の特性です。
さらに、隠れ特性(ネット用語で夢特性)という特性を持っているポケモンもいます。
マリルというポケモンはそれに該当し、2つの特性以外にも『そうしょく』という隠れ特性があります。
マリルの特性
通常の特性
『あついしぼう』・・・ほのお、こおりのダメージを半分にする
『ちからもち』・・・こうげきの値が2倍になる
隠れ特性
『そうしょく』・・・くさ技を受けるとダメージを受けずにこうげきが1段階あがる
マリルの特性を見ると一目瞭然ですが、ステータスに大きな影響を与えるものがあります。
特性1つで、バトルは有利にも不利にもなるので、適切な特性を選ぶべきなのです。
生まれつきのステータスと同じく、特性も出会った時に決定します。
欲しい特性のポケモンが出るまで、根気強く粘りましょう。
特性を変えられる道具
特性は『とくせいカプセル』を使えば変更可能ですが、バトルハウスで200BP(バトルポイント)を払わないと交換できません。
バトルハウスで戦うトレーナーたちはステータスMAXのポケモンを使ってくるので、ポケモンを最強にしようとしている方たちにはハードルが高すぎます。
地道に、欲しい特性のポケモンを捕まえるほうが賢明です。
また、『とくせいカプセル』で変更できるのは通常の特性だけです。隠れ特性にこだわりがある場合、隠れ特性を持ったポケモンを捕まえるしかありません。
ちなみに、隠れ特性のポケモンに『とくせいカプセル』は使用できませんのでご注意を。
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隠れ特性のポケモンの入手方法
隠れ特性のポケモンを捕まるのは、通常のポケモンを捕まえるより困難な道のりです。
『ポケットモンスターX・Y』の場合、草むらにいる野生のポケモンではゲットできません。
出会うためには、PSS(プレイヤーサーチシステム)で通りすがりから知り合いへ、そして友達までの計2回交換か対戦をして、プレイヤーと友達登録する必要があります。
すると、フレンドサファリが使用できるようになり、そこに隠れ特性を持ったポケモンが出現するようになるのです。
場所は、キナンシティの北東です。
ですが、これには問題があります。まず、相手が殿堂入りしていないと隠れ特性が現れません。
更に、出てくるポケモンは最大で3匹です。
その中に欲しいポケモンがいる確率は大変低く、たくさんのプレイヤーと友達登録する必要が出てきます。
『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』の場合、難易度はぐぐっと下がります。
草むらで図鑑ナビを表示させ、捕まえたいポケモンをタッチ。
そこに『サーチする』という項目が出てくるので、クリックするとポケモンが出現。ゆっくり近づいて接触すれば戦闘となります。
最初の段階で珍しいポケモンが来ることはありませんが、戦闘回数=サーチレベルとなって上がり、どんどん珍しい技や特性を持ったポケモンと遭遇する機会が増えるのです。
サーチレベル10ぐらいから、隠れ特性のポケモンに出会いやすくなります。
どちらの方法であれ、最初からやるのは困難な道のりです。
ポケルスでも話した通り、人から貰う方法が1番手っ取り早いのは事実です。
ただし、GTS(グローバルトレードステーション)では注意が必要です。
あそこに預けているポケモンたちはステータス画面を見ることができません。
そして、コメントを書く欄には「これは隠れ特性ですよ」という文字が・・・。
大抵の場合、詐欺の可能性があります。伝説のポケモンを要求している場合は特に注意が必要です。
ポケモンの性格
人間社会で個性の強すぎる性格の人は弾かれますが、ポケモンの世界では大いに歓迎されます。
ポケモンの性格は全部で25種類あり、その性格によって成長しやすい能力が変わります。
性格だけ聞いても、この能力が上がりやすい、この能力は上がりづらい、なんて分からないと思います。
実は、ステータスをよく見ると分かりやすくピンクとブルーで色づけされています。
ピンクは上がりやすく、青は上がりづらいことを示しています。
最初は、それを見て確認するのもいいでしょう。
ポケモンの性格は、下記のようになります。
上がりやすい | 上がりづらい | |
---|---|---|
がんばりや | なし | なし |
さみしがり | こうげき | ぼうぎょ |
ゆうかん | こうげき | すばやさ |
いじっぱり | こうげき | とくこう |
やんちゃ | こうげき | とくぼう |
ずぶとい | ぼうぎょ | こうげき |
すなお | なし | なし |
のんき | ぼうぎょ | すばやさ |
わんぱく | ぼうぎょ | とくこう |
のうてんき | ぼうぎょ | とくぼう |
おくびょう | こうげき | すばやさ |
せっかち | すばやさ | ぼうぎょ |
まじめ | なし | なし |
ようき | とくこう | すばやさ |
むじゃき | すばやさ | とくぼう |
ひかえめ | とくこう | こうげき |
おっとり | とくこう | ぼうぎょ |
れいせい | とくこう | すばやさ |
てれや | なし | なし |
うっかりやとくこうとくぼう | ||
おだやか | とくぼう | こうげき |
おとなしい | とくぼう | ぼうぎょ |
なまいき | とくぼう | すばやさ |
しんちょう | とくぼう | とくこう |
きまぐれ | なし | なし |
欲しい性格の見つけ方
では、自分の求める性格のポケモンをどうやって見つければいいでしょうか。
草むらを掻き分けてひたすら探すのも間違いではないですが、特性『シンクロ』があるポケモンを先頭にすると、効率よく欲しい性格のポケモンと遭遇することができます。(ネット用語でシンクロ要員)
本来、『シンクロ』は状態異常になった時、相手も同じ状態異常にするという特性です。
しかし、その他に50%の確率で遭遇する野生のポケモンが『シンクロ』を持つポケモンと同じ性格になる、という隠れ効果もあるのです。
また、何故かは分かりませんが、『シンクロ』を持ったポケモンがひんし状態の時でも発動できるので、弱い場合はひんしのまま先頭にしておくのが効率が良いです。
この特性を持っている代表的なポケモンはラルトスです。
『ポケットモンスターX・Y』『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』どちらのシリーズでも序盤に出現するので、使わない手はないでしょう。
ただし、言わずとも分かると思いますが、欲しいポケモンの性格を『シンクロ』で手に入れるのなら、その性格のラルトスを自力で捕まえなければなりません。
とはいえ、バトルで使うポケモンは最低でも6匹。
最強のポケモンを1匹だけ育てるわけにはいかないので、ここで苦労しておいたほうが楽に複数のポケモンを捕まえられるようになります。根気よく、ボールを投げ続けましょう。
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