2016年5月31日にオニスズメのパラメータが修正されます。
これにより、『とぶ』の必勝法はなくなりました。
かつてはこういう時代があったのか、という気持ちでお読みください。
現在は、ラティアスがMP3で『とぶ』を持つ唯一のポケモンです。
ポケモンコマスターにおいて、もっとも効率よく勝つ方法は『とぶ』を使用することです。
これにより、わずか数ターンで決着をつけることができます。
意外と『とぶ』の対処方法を理解していない方もいらっしゃるようなので解説していきます。
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目次
『とぶ』の仕組みとポケモン
『とぶ』が発動すると、バトル終了時、バトル相手の後ろに移動することができます。
紫ワザ★★★で、優先度が1番高いワザでもあります。
これにより、紫ワザ同士のバトルであっても潰されづらく、ゴールを狙うことができます。
『とぶ』が使えるポケモンは、『オニスズメ』『エアームド』『ムクホーク』『ボーマンダ』の4体です。
この中でM3ポケモンなのが『オニスズメ』だけとなります。
序盤でチェックメイトを狙うことができるのは、『オニスズメ』ただ1体です。
オニスズメの『とぶ』を使った必勝法
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今から記載する環境ができれば、ほぼ確実にゴールを狙うことができます。
1 まず、『ダブルチャンス』があること。
2 自分が後攻か守り(相手からポケモンが出てきて、ブロックポケモンを出さないといけないターン)であること。
3 相手ブロックポケモンが中央エリアの『北西』か『北東』に出てくること。
4 相手ブロックポケモンがM1かM2であること。
この4つの条件が揃った場合、50%の確率で勝利することができます。
まず、『オニスズメ』に『ダブルチャンス』を使います。
そして、ブロックポケモンにバトルを仕掛けます。
『とぶ』が出なかった場合、『ダブルチャンス』でやり直します。
『とぶ』が成功すれば、相手エントリーポイントに移動します。
これより、相手は出ているブロックポケモンで『オニスズメ』を『きぜつ』させないと敗北となります。
何故かというと、隣のエントリーポイントからM3ポケモンが援護にきても、ゴールに乗ることができないからです。
なのでバトルという運びになりますが、『オニスズメ』を倒せる確率は50%ぐらいになります。
紫ワザの優先度★★★の『とぶ』が発動すれば、どんなワザもドローに持ち込むことができるからです。
たとえ『とぶ』が発動したとしても、相手ブロックポケモンがいる場所は3方向に移動できる場所なので、中央エリアの『北』に移動することができます。
これにより、勝利は確定となります。
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『とぶ』対策(ポケモン編)
『とぶ』の必勝法が分かっていれば、『オニスズメ』が飛び回れる最高の環境を作らないようにはできます。
ただし、必勝法の状況が揃っていなくても、『オニスズメ』はいくらでもゴールを狙ってきます。
『オニスズメ』のブロックとして適しているのは、紫ワザ★★★を持つポケモンです。
奇しくも、『オニスズメ』が該当します。
つまり、『オニスズメ』で攻めてきたのなら、『オニスズメ』でブロックするとお互い硬直してしまうのです。
確実に止めたいのであれば、『イトマル』と『ヌメラ』の採用は揺るぎないでしょう。
『イトマル』は特性『クモのあみ』が常に発動しているので、『イトマル』を跨いで『とぶ』ことができなくなります。
ただし、『イトマル』で止めるのなら、後出しをする必要があります。
先攻や攻めるターンだった場合、ゴール付近などにブロックポケモンを置いてターンを費やし、相手に攻めを譲る必要があります。
『ヌメラ』は特性『ぬめぬめ』により、バトル相手をウェイト状態にすることができます。
これにより、『オニスズメ』がたとえ『とぶ』に成功しても、次のターンにゴールへ移動することができないのです。
ただし、ヌメラはM1ポケモンですので、『オニスズメ』が進行してくる通路を読まなければなりません。
『とぶ』対策(テクニック編)
たとえ対策ポケモンが揃っていなくても、『オニスズメ』の進行を阻止することができます。
『オニスズメ』の白ワザの威力は40です。
つまり、白ワザ40以上を安定して出せるポケモンがゴールに乗っていれば、『とぶ』を確実に封じることができるのです。
ただし、『エアームド』には通じません。
『エアームド』は白ワザの威力が50以上あり、『とぶ』を使って相手ブロックを飛び越えていくのではなく、相手ブロックをなぎ倒して進んでくるポケモンだからです。
逆にいうと、『エアームド』は『とぶ』面積が『オニスズメ』と比べて小さいため、バトルを仕掛けて倒すことができるポケモンです。
状態異常などで弱らせれば、早い段階で『きぜつ』させることができます。
もう1つ、『とぶ』を逆手に取ったテクニックを紹介します。
『とぶ』対策として、ブロックを2重にしている方がいらっしゃいますが、それが通路だった場合はもったいありません。
自軍ポケモンと自軍ポケモンの間を1マス開けておき、『とぶ』持ちのポケモンとバトルをすれば、『とぶ』が発動して自軍ポケモンの間に入り、『包囲』の対象となって自滅させることができるのです。
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