デオキシスデッキが環境を支配する時代は、カラマネロの登場により終わりました。
デオキシスデッキを利用しているプレイヤーは、もはや2割を下回っています。
現環境を支配するのは、ゲンガーからメガシンカしたメガゲンガーです。
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目次
メガゲンガーデッキが最強入り!現環境のすり抜け地獄を対策せよ!
メガゲンガーは、他のメガシンカポケモンとは違う点があります。
それは、メガシンカするとMPが増加することです。
『スワップスポット』で移動されたようなイメージを持つと分かりやすいでしょうか。
ただ、『スワップスポット』とは違い、隣接ポケモンがいなくてもメガシンカしてしまえばMP3となるため、非常に脅威となるのです。
さて、どうしてこれが脅威になるのでしょうか?
こちらの画像をご覧ください。
もし、ゲンガーがこの位置に配置された時、あなたならどこにポケモンをブロックとして配置するでしょうか?
まず、誰もが分かるのは『A』に配置してはいけないということです。
『A』に配置すると、ゲンガーはすり抜けて『C』へと移動してしまいます。
だからこそ、多くの方は『C』に配置するのです。
ところが、『C』に配置するとゲンガーはメガシンカし、MP3のメガゲンガーとなって『D』へと移動することが可能なのです。
では、『B』や『D』に配置するのが正解なのでしょうか?
確かに、『A』や『C』に比べれば、メガゲンガーを意識した配置のように見えます。
ただ、それでもゲンガー側に優勢なのは変わりません。
『D』に配置した場合、ゲンガーはそのまま『C』に移動します。実は、これはチェック状態となります。
何故なら、次のターンでメガシンカすればMP3となるからです。
つまり、どこに配置しようともゲンガーは次のターンでチェックをかけることが可能なのです。
これが現環境で起こっているすり抜け地獄の全貌です。
これを対策しなければ、現環境を勝ち抜くことはできません。
そして、対策と聞いて思い浮かぶのがサーナイトだと思います。
確かに、サーナイトの特性は『ゴースト』タイプのすり抜けを無効にできます。
しかし、サーナイトはゲンガーと張り合っても太刀打ちできるワザを持ち合わせていません。
現環境には、ゲンガー以外にも対策したいポケモンはたくさんいるため、サーナイトの採用は難しいのです。
では、どうすればすり抜け地獄を抜け出すことができるのでしょうか?
もっともシンプルな対策は、ゴールキーパーを配置することです。
ゴールキーパーさえいれば、メガゲンガーのすり抜けで勝負が決まってしまうことはなくなります。
ただ、それでもエントリーポイントが潰されることは避けられません。
また、好戦的なプレイヤーは『スピーダー』を使って早々に勝負を決めようとしてくるので、ゴールキーパーは必ず高火力アタッカーにしておきましょう。
もっと安全を考えるのなら、『ゴールブロック』を採用したほうがいいかもしれません。
守りばかりの対策は好きではない・・という方は、もっとシンプルな対策があります。
それは、ゲンガーが出てきたらメガシンカされる前に倒すというものです。
こっちのほうが分かりやすくていいかもしれませんね。
現在は『スピーダー』という便利なプレートもあるため、それほど難しい話ではありません。
メガゲンガーデッキ考察
さて、すり抜け地獄はさきほど紹介した内容で終わりではありません。
ゲンガーは他の『ゴースト』タイプとは違い、もっと厄介な能力を秘めています。
それは、『どく』『どくどく』状態のポケモンをすり抜けると気絶させることができる点です。
これはもう、パワーバランスが崩れるぐらいの能力といえるでしょう。
つまり、メガゲンガーデッキを強化するためにガマゲロゲが投入されてきます。
ガマゲロゲの特性『どくしゅ』は、戦闘終了後に必ず相手を『どく』状態にできるため、ゲンガーの能力と相性がいいです。
クロバットも採用すれば、『どく』状態のダメージを更に-20にすることもできます。
こういったポケモンをサポートに出して、『どく』状態になったポケモンをゲンガーがすり抜けて気絶させるのです。
メガシンカばかりがゲンガーの強さではないのも、メガゲンガーデッキの強みなのです。
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対策まとめ
『どく』状態にされてしまうと、バトルでゲンガーを倒すことは難しくなります。
なので、侵入してくるゲンガーを考慮し、対策可能なポケモンを温存できるかがメガゲンガーデッキ攻略のカギとなるでしょう。
そして、何より大事なのはフィギュアの配置です。
どんなに優れたすり抜け効果を持っていても、どうしても攻め込みづらい状況というものが存在します。
その状況を作り出しやすいのは、6VS6の時です。
自分のコマを相手よりも多くする工夫こそ、すり抜け最大の対策となります。
ホウオウの特性『てんのひかり』も、そういった意味では効果的といえるかもしれません。
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