どうしてもコマスターで勝てない場合は、AIを使うのがいいです。
AIを使うことにより、バトルのやり方や進め方を覚えることもできるからです。
ただし、AIを使ったクエストでは『ラウンジチケット』を貰うことができません。
『ラウンジチケット』がなければ、インターネットバトルであるランクマッチに参加することはできません。
また、ランクマッチではAIを使う回数が制限されています。
対人戦を考えているのであれば、コマスターでの必勝法を知る必要があります。
コマスターは詰将棋と同じで、決められた勝ちパターンやテクニックが存在します。
つまり、ここで紹介する必勝法以外に攻め方や守り方は存在しません。しっかりと覚えましょう。
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目次
先攻の攻め方
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始めに、先攻の攻め方から説明します。
先攻は、自分が進めたい戦略通りに攻めることができます。
初手はM-1で始まる
先攻は、最初にフィールドにポケモンをおくことができます。
ただし、移動がM-1なので気をつけてください。
初手でのご法度は、M2のポケモンを使うことです。
M2を使うと、エントリーポイントでターン終了となってしまいます。
エントリーポイントにポケモンがいると、そこからベンチポケモンが出ていけなくなるのです。
このことから分かるように、6体のデッキを作るときは必ずM3のポケモンを1体は入れなければなりません。
初手M3の選び方
さて、初手をどこに置くかで戦略は変わってきます。
まず、複数M3がある場合、もっとも攻める必要のないポケモンを選びます。
M3ポケモンは、将棋でいえば桂馬か香車です。機動力を活かして敵陣に切り込みます。
しかし、初手はM-1。機動力が最大限に活かせません。
なので、『守りに特化している』『変化ワザに特化している』または、デッキの中で力不足のM3を選びます。
置く場所は、左右ライン『下』がスタンダートです。
エントリーポイントから左右ライン経由で相手ゴールを目指す場合、8マス必要とします。
ところが、中央エリアからゴールを目指した場合、かかるマスは7で済みます。
ここから分かるように、デッキの中の主力ポケモンは中央エリアから進軍するのがベストです。
なので、初手のM3は左右ラインの『下』ということになります。
ただし、これはあくまで先攻で攻め続けるケースです。
初手で攻めと守りに重点を置く
守ることも考慮してバトルを進めたい場合は、逆に中央エリア『南西』『南東』におきます。
中央エリアは当然、相手の主力が集まりやすい場所でもあります。
仮に『南西』と『南東』に自軍ポケモンがいたとします。
相手のポケモンから仕掛けられたバトルにより『きぜつ』させられた場合、エントリーポイントから援護ポケモンを出せるだけでなく、中央エリアからも援護に回すことが可能です。
これはつまり、ベンチにポケモンがいなかった場合でもカバーできる配置なのです。
もっといえば、左右ラインから進軍したポケモンをブロックしに戻すことも可能なのです。
初手から守りに切り替える
初手だけに適応される戦術ではありませんが、先攻は必ず攻め続けなければならないわけではありません。
守りに入りたいタイミングで、陣地を固めることができます。
初手から守りに入る場合、自陣ラインの『1』『4』におきます。
『1』と『4』。どちらも同じように見えますが、まったく違います。
自陣ラインでもっとも大事なのは『3』の部分です。
ここは唯一、中央エリアから侵入できるポイントとなります。
つまり、『3』にもっとも近い『4』に置くのと『1』に置くのとでは、守り方に違いが生まれるのです。
『1』におくメリットは、左ラインや中央エリアからの進軍を止めるだけでなく、『3』のマスまで移動できる点です。
つまり、守りだけでなく攻めも重要となります。
なので、ここにおくポケモンは白ワザに特化したポケモンである必要があります。
『4』の場合、右ラインはもちろんですが、中央エリアのどちらからの進軍も阻止することができます。
中央エリアからは多種多様のポケモンが入ってくるので、すべてを受け切れる守りに特化したポケモンである必要があります。
なので、ここに置くポケモンは青ワザと紫ワザに特化したポケモンである必要があります。
2ターン目以降の攻め方
基本的に、後攻はブロックに専念してきます。
こちらが進軍したラインやエリアにポケモンでブロックしなければ、このターンで初手においたポケモンを進軍させることができるからです。
これで進軍すれば5マス進んだことになり、チェックをかけることができます。
チェックがかかったあとの攻め方は、もう少しあとで説明します。
ブロックされた場合、その距離にかかわらず初手のポケモンは動かすべきではないです。
初手のポケモンを動かしてブロックポケモンに攻撃して負けた場合、こちらがチェックをかけられてしまうからです。
仮に勝てたとしても、次のターンでもブロックされます。
ベンチには、必ず6体のポケモンが控えています。
1体で勝ち続けても、永遠にゴールにたどり着くことはできません。
紫ワザで初回から勝負を仕掛ける
1体で戦う場合は、紫ワザに特化したポケモンでなければなりません。
相手ポケモンを飛び越える『とぶ』や場所を入れ替える『ねこだまし』などがそれに該当します。
ただし、最初に説明した通り、負けた場合のリスクは同じです。
速やかな勝利にこだわる場合は、もっとも適した方法です。勝率は40%あたりです。
新たな通路を攻める
2ターン目でやることは、新たな通路にポケモンを進軍させることです。
ただし、初手のポケモンを配置した時点で攻め方は決定しています。
初手のポケモンを左右ライン封鎖に使ったのなら、次に置くのはM2のポケモンを中央エリアにおきます。
紫ワザに特化したポケモンなら、M3でも大丈夫です。
ここでも、M1ポケモンは使用できません。
M1ポケモンは『後半の攻め』か『守り』
M1ポケモンは、ワザの威力が強くて攻めに向いているイメージがあると思いますが、実は進軍には向いていません。
M1最大のデメリットは、その移動力の低さです。
これにより、ベンチから出てくるポケモンに対応するだけで、まったく進むことができないのです。
相手から攻撃してもらえば進軍することができますが、それはM1ポケモンが中央エリアの北側まで進めた時です。大抵は、その手前でブロックされます。
M1ポケモンを序盤から攻めに使う場合、紫ワザやプレートの効果などで1歩ずつ進軍しない環境をつくる必要があります。
後半からなら、M1ポケモンの出番です。
ただし、相手ベンチからポケモンが出てこれない環境づくりが必要となります。
後半でもそれが難しい場合、M1は進軍に使わず守りに回したほうが賢明です。
攻め側のデメリット
こちらがバトルで負けた場合や相手からアクションを起こされない限り、先攻は攻め続けることができます。
その代わり、攻めるほうは守るほうよりも不利な環境でのバトルを強いられる傾向があります。
何故なら、攻め側は誰もいない通路に進軍させるポケモンを配置しますが、守り側はそのポケモンを見てからブロックするポケモンを選ぶことができるのです。
ポケモンには、必ず相性が存在します。
それはワザ構成に止まらず、Mにも依存します。
M3ポケモンは移動が速いですが、白ワザの威力が乏しいポケモンが多いです。
M1ポケモンは遅いですが、M3ポケモンを簡単に『きぜつ』させるワザを豊富に備えています。
このように、守り側は常に有利なポケモンでブロックしてくるため、むやみにポケモンを配置していくと大変なことになります。
初手のブロックポケモンとベンチを確認する
攻め側はポケモンを通路に配置する時、必ず相手の初手で配置されたブロックポケモンとベンチを確認します。
ブロックポケモンが次に配置するポケモンで有利に戦える場合、そこに近い通路にポケモンを配置します。
これにより、あとからブロックで配置された相手ポケモンを倒せた時、隣の相手ポケモンが援護にきます。
その援護しにきた相手ポケモンが有利に戦えるポケモンなら、返り討ちにすることが可能になります。
もし、初手で出てきたブロックポケモンが不利な相手の場合、ベンチのポケモンを確認します。
出そうとしているポケモンを配置した場合、どのポケモンが来るかを予想します。
そして、予想して出てきたポケモンが、自分のベンチ内で対応できるポケモンがいるかを確認します。
いないようでしたら、次に出すポケモンの選定をやり直してください。
できたら、左右ラインのどちらかにそのポケモンを配置します。つまり、初手の反対側となります。
これにより、相手の初手で出てきた苦手なブロックポケモンと鉢合わせづらくなります。
次のターン、出てきたブロックポケモンが予想していたポケモンであれば、そのポケモンに有利なポケモンを隣のエリアに配置します。
全部の通路を埋めるか埋めないか
相手ゴールへと続く通路は、全部で4つあります。
先攻の場合、そこにすべてのポケモンを移動させることもできます。
ただし、その場合は必ずすべての通路にブロックポケモンが配置されることを意味します。
すべての通路に配置するメリットとして、相手ベンチのポケモンを空にするという点があります。
これにより、予期せぬポケモンがエントリーポイントから出てくるのを防ぎます。
さらに、苦手なポケモンを選んで攻撃することができます。
『きぜつ』させてポケモンセンター送りにできれば、バトルを有利にもっていくことができます。
デメリットとしては、長期戦を覚悟しなければならないことです。
相手がコンピュータの場合、こちらが長時間のバトルで疲弊してミスが生じやすくなると、そこをつけ込まれてしまいます。
一方、通路をブロックしにきたポケモンが勝てそうだった場合、そこから進軍するという手もあります。
ただし、これは通路を2つか3つは封鎖している場合です。
これにより、万が一バトルで負けてブロックポケモンに抜かれた時でも、援護しに戻ることができるからです。
この方法なら、相手のガードも十分に整っていないため、短期戦で決めることができます。
無論、デメリットは自軍のガードもままならない点です。
1度進軍されると、立て直すのに時間がかかります。
ただし、防衛しきった場合、相手のゴールへの活路ができるケースがほとんどです。
何故なら、攻める方がバトルで負けた場合、次のターンで攻撃できるのは守り側だからです。
戦況が変化しづらい通路封鎖より、一発逆転を狙える方法といえます。
活路ができた後の攻め方
バトルで勝利し続ければ、必ず活路ができるシーンに直面するはずです。
そのまままっすぐゴールを目指すのも間違いではありませんが、その前にチャンスがあればやっておかなければならない行動があります。
相手エントリーポイントを踏む
攻め込むことができたポケモンがM3だった場合、エントリーポイントを踏むという戦略があります。
これにより、相手ベンチからポケモンが出てこられなくなります。
例えば、M3ポケモンが中央エリア『東』にいたとします。
敵陣に移動すれば、チェックをかけられます。
ただ、そのまま『2』か『4』に行くと、次の相手ターンで必ずブロックポケモンに攻撃されます。
それで負けてら、今までの苦労が水の泡です。
そこで、あえてゴールに近づくのではなくエントリーポイントを踏みます。
こうすることで、ベンチからの進軍を防ぐだけでなく、次のターンにゴールを狙うこともできます。
どちらもチェックですが、かけ方によっては相手の動きを封じることができます。
かりにゴールを妨害されても、そのポケモンが残っていた場合はバトルを有利に運ぶ材料となります。
相手ポケモンを囲む
同じ要領で、ゴールを狙える範囲内で相手ブロックポケモンが味方ポケモンとにらみ合っている場所があれば、挟んで『包囲』してしまいましょう。
さらに、それだけではありません。
敵陣の左右からゴールが狙える場合は、にらみ合っているほうの通路へと向かいます。
つまり、将棋でいう『王手、飛車取り』状態にするのです。
ゴールの進行が難しいと判断した場合、『包囲』するほうに戦略を切り替えるのです。
この方法を応用したもので、ゴールをブロックしているポケモンを『包囲』して『きぜつ』させるテクニックがあります。
これが成功した時点で、チェックメイトとなります。
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先攻の攻め方まとめ
先攻は常に攻め続けることができる反面、不利なバトルを強いられることがお分かり頂けたと思います。
ですが、先に仕掛けられる強みが先攻にはあります。
その仕掛けるというのは、何も攻めるだけではありません。
好きなタイミングで、守りに入ることもできるのです。
1体分、多くフィールドに乗せられるので、場の流れを支配しやすいのは先攻なのです。
次の記事では、後攻の守り方について説明します。
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