コマスターの勝利条件は、ゴールを目指すだけではありません。

 

相手の持ち時間を0にした場合も勝利することができます。

 

これを利用し、意図的に遅延を狙うデッキでバトルするのも1つの戦術といえるでしょう。

 

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逃げるは恥だが遅延デッキは役に立つ

『出典・コマスター公式ツイッター

 

原作のポケモンでも遅延戦術は存在しますが、成立させるためにはかなりの時間が必要となります。

 

それに比べ、コマスターの持ち時間は5分です。

 

よって、遅延デッキの目的を達成するためには程よい時間だといえるでしょう。

 

本来、コマスターで遅延するバトルというのは、4VS4の中盤戦以降に起こりやすい現象です。

 

相手のゴールまでたどり着いても倒されて、今度はこちらが守備に回る・・・こういった攻防戦ですね。

 

ただ、現在のコマスターは昔に比べて遅延しづらくなっています

 

理由は、すり抜けポケモンの増加により、序盤で勝負をつけられるからです。

 

これらを考慮すると、攻めながら遅延を狙うのは現実的ではないことが分かります。

 

現実的な遅延戦略を立てるのなら、やはり逃げる一手を貫くことでしょう。

 

ゴール前と通路をガッチリ固め、相手の侵入を防ぎながら時間が流れるのを待つ……。これが遅延デッキのやり方です。

 

そこで重要となるのがソーナンスですね。

 

ソーナンスは白ワザの『カウンター』がメインですので、紫ワザのように金ワザで突破されることはありません。

 

MP2ポケモンなので移動もスムーズに行えるため、通路に出してブロックさせることもできます。

 

なので、ソーナンスは3体いても良いぐらいです。

 

あとは、ドダイトスをエントリーポイントに配置しておきます。

 

これはすり抜け対策の他に、攻撃できないソーナンスがフィールドに取り残されないための工夫です。

 

ソーナンスを利用する場合、エントリーポイントを潰されることは命取りです。

 

このことから、『ロングスロー』の採用も検討しておきましょう。

 

他にも、『ゴールブロック』や『ハードルジャンプ』があれば、ソーナンスを守らせたり、エントリーポイントを襲撃することができます。

 

デオキシスディフェンスフォルムコバルオンを採用して、ゴール前を強化するのも良いでしょう。

 

通路の攻防戦で守りだけだと辛くなるため、バシャーモのような即戦力が1体いるとバランスがいいです。

 

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遅延デッキを成立させるテクニック

ただ、遅延デッキは他のデッキと違い、ちょっとしたテクニックも重要となります。

 

それは、相手の思考時間を長くし、こちらの持ち時間より下回るようにすることです。

 

一見、簡単そうに見えますが、これは上級者のテクニックといえます。

 

何故なら、こちらは1秒で行動を終了させる勢いでコマを動かす必要があるからです。

 

将棋や囲碁で例えるなら、相手の一手、二手の先を読み、即座に対処する能力が必要というわけです。

 

また、相手の判断を鈍らせるような局面に立たせる工夫も必要となります。

 

仮になんの秘策がなくとも、ソーナンスが『ハードルジャンプ』で侵入してきたら、相手はそれだけで身構えるわけです。

 

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