ポケモンのインターネットバトル大会で、ついに第4世代である『シンオウ』がメインの大会が開かれます。
これに参加すると、最も最強と謳われるシロナの『ガブリアス』が配布されます。
6月29日にルールが追加されまして、カイリュー、バンギラス、ヒードランが使用不可となりました。
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目次
シンオウダービーのルール
エントリー期間
2016年7月14日(木)14:00~22日(金)8:59
※1つのアカウントに『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』の2本を登録している場合、両方のソフトでのエントリーが可能。
※参加するゲームソフトごとにエントリーが必要。
開催期間
2016年7月22日(金)9:00~25日(月)8:59
参加プレゼント
ガブリアス(名前をクリックすると、配布されるガブリアスの詳細記事に移動します)
入手条件
勝敗のつく対戦を3戦行う
定員数
全世界 先着5万名様 (予定)
※エントリー受付は先着順。定員に達したら、エントリー期間内でも受付は終了。
※大会開始後のエントリーは不可。エントリー受付期間内に、エントリーを完了しなければならない。
カテゴリ
ジュニア 2001年1月1日以降生まれ
マスター 2000年12月31日以前生まれ
※ジュニアカテゴリは、23:00~翌6:00までは対戦不可。
対戦ルール
形式
ダブルバトル
使用できるポケモン
全国図鑑No.001~493のポケモン
※伝説、幻は不可。準伝説のみ可。ただし、レジギガスだけ可。
※3DSダウンロードソフト『ポケムーバー』を使って、DSソフト『ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』から連れてきたポケモンを、そのまま使用することができます。
※上記に加えて、カイリュー、バンギラス、ヒードランも使用できません。
本大会のレギュレーションは、ポケモンゲーム初の世界大会である「the 2008 Video Game Showdown」と同様のレギュレーションとなります。
バトルボックス
4~6匹のポケモンを登録。
Lv.50以上のポケモンは、全てLv.50となる。
道具
道具は持たせられるが、メガストーンは不可。
1試合の対戦時間
最大30分
対戦に出すポケモンの選択時間
90秒
1ターンあたりの選択時間
60秒
1日あたりの対戦可能回数
15戦
※残った対戦数は、翌日以降に繰り越して対戦可能。1日の切り替わるタイミングは、UTC午前0時(日本時間の午前9時)。
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シンオウダービーの考察
タイトルのせいで誤解を招きやすいですが、出場資格があるのは第1世代から第4世代までです。
メガストーンを持たせられないので、『メガゲンガー』の『ほろびのうた』コンボやメガガルーラが出てこない環境となります。
とはいえ、シンオウポケモンには同じくらい危険なポケモンもいるので、やはり対策は広範囲になってしまうでしょう。
第1世代
ライチュウ
JCS2016ジュニアでも活躍を見せていたライチュウであり、ダブルバトルでは強力なポケモンです。
初手に出てくることがほとんどで『ねこだまし』を放ってきます。
相手が『ねこだまし』を使ってきたら、次のターンは『アンコール』で動きを封じます。
耐久性には難ありなので『きあいのタスキ』持ちがほとんどです。
ゲンガー
メガシンカしなくても強力なダメージを放てるポケモン。
タイプ一致の『ヘドロばくだん』『シャドーボール』だけでなく、『おにび』や『こごえるかぜ』などのフォローも可能です。
ただし、『ふいうち』にはめっぽう弱いですので、ほとんどのトレーナーが『きあいのタスキ』を持たせます。
2連続攻撃ができるメガガルーラが不在のため、もしかすると出現率が上がる可能性があります。
ラッキー
シンオウポケモン対策に気を取られていると、この辺の防御型を突破できなくなるので注意したいです。
『ちいさくなる』『ちきゅうなげ』『たまごうみ』のサイクルで、居座り続けます。
『しんかのキセキ』持ちは確実なので、『はたきおとす』で取り除く必要があります。
サンダー
安定の防御型。
『ずぶとい』の採用が多く、『ぼうぎょ』に特化している場合がほとんどです。
『10まんボルト』『ねっぷう』『はねやすめ』『おいかぜ』が基本技構成であり、対策を練りやすいポケモンでもあります。
ただし、氷『めざめるパワー』には注意は必要です。
第2世代
バクフーン
『もらいび』で『とくこう』を上げ、『ふんか』してくる可能性があります。
キュウコンに『ひでり』をしてもらえば、ダメージは更に上がります。
とはいえ、ダブルでは主流の『いわなだれ』『じしん』の環境に、どう対処するかもバクフーン使いの課題と言えるでしょう。
クロバット
サポートで採用するトレーナーが多いでしょう。
『おいかぜ』『ちょうはつ』だけでなく、『いかりのまえば』でHPを半分にしてきます。
弱点はたくさんあるので、さっさと倒しておきたいポケモンです。
ニョロトノ
メガリザードンだけならまだしも、バンギラスも不在となりましたので、ニョロトノの『あめふらし』を止める術が限定されており、進出してきそうなポケモン。
相方に必ずルンパッパがやってきて、特性『すいすい』で『すばやさ』を2倍にして先制攻撃してきます。
『おいかぜ』『トリックルーム』など、『すばやさ』の不利を解消する必要があります。
ドーブル
ダブルバトル対策における永遠のテーマ。
『ダークホール』があまりに強力であり、どうやって封じるかがポイントです。
下手に先制攻撃しようとすると『ニードルガード』『キングシールド』を張られます。
『ちょうはつ』を特性『いたずらごころ』で放てるポケモンがいれば、心強いです。
スイクン
耐久性が高く、確実に『おいかぜ』を決められるポケモン。
他にも『こごえるかぜ』で相手の『すばやさ』を下げることも可能であり、中には『バークアウト』を採用してくるトレーナーもいます。
何より、今回は過去作のポケモンを連れて来られるので『ぜったいれいど』持ちのスイクンも暴れそうです。
バンギラス(追加ルールにより、使用不可となりました。)
強さだけでなく、天候パーティを崩すことが可能です。
今回は『クレセリア』も出てくるので、バンギラスの需要は高まりそうです。
『かくとう』だけ注意すれば、これほど適任なポケモンもいません。
第3世代
サーナイト
メガシンカなしでも出てくるポケモン。
『マジカルシャイン』のタイプ一致が強く、アタッカーとしても採用できます。
特性『テレパシー』で味方の全体攻撃も避けることができ、合わせやすいのも特徴です。
『トリックルーム』『でんじは』あたりが採用の高い変化技と言えるでしょう。
キノガッサ
『キノコのほうし』で100%眠らせることができるのは、やはり魅力。
『マッハパンチ』で先制できるのも強みです。
耐久性の低さを補うため『きあいのタスキ』持ちが多いです。
ケッキング
一撃でやられることはほぼないので『ギガインパクト』をタイプ一致で放ってきます。
これを食らうと確実に耐えられません。
ただし、『はがね』『いわ』『ゴースト』にはやってこない傾向が強いので『まもる』で防ぎやすい相手でもあります。
ヤミラミ
本大会において、特性『いたずらごころ』で変化技を撃てる数少ないポケモン。
『おにび』『いばる』『ちょうはつ』など、サポートとして嬉しい技を備えています。
ただし、シングルと違って集中砲火されると『きぜつ』しやすいので、しっかりと相手の行動を読む必要があります。
ユレイドル
特性『よびみず』で『みず』を無効にし、『とくこう』を上げてきます。
能力強化が目的よりも、味方の弱点を補う理由での採用が多いです。
『ステルスロック』で、じわじわとダメージも狙ってきます。
とはいえ、威力はそれほどないので、放っておくという対処の仕方もあります。
ボーマンダ
多くの熟練トレーナーに採用されるポケモン。
威力もさることながら、やはり特性『いかく』が便利。
初手に出して『りゅうせいぐん』をお見舞いするという、やりたい放題で場を荒らすことも可能です。
ただし、『こおり』が弱点なので、『こごえるかぜ』でさえ『きぜつ』する可能性があります。
ラティアス、ラティオス
ラティアスは『とくぼう』の高さを活かしてサポートができ、ラティオスは『とくこう』『すばやさ』の高さで先制攻撃ができる強力なアタッカーです。
ただし、今回はクレセリアの採用が多くなりそうなので『トリックルーム』が多発する可能があります。
どちらも『すばやさ』が高いので、シンオウダービーでは動きづらいと思います。
もっと言えば、クレセリア対策で『ゴースト』『あく』技が多く採用されると思われるので、ラティアス、ラティオスはその巻き添えを食らう形となるのです。
第4世代
ゴウカザル
シンオウダービーの中では『すばやさ』がトップクラスであり、『ねこだまし』も覚えるポケモンです。
ドーブル対策としても注目を浴びるでしょう。
ただし、耐久性が低いので『きあいのタスキ』は必須道具となります。
ドータクン
特性が『たいねつ』『ふゆう』を選べるので、『ほのお』と『じめん』どちらも対策することができるポケモン。
『トリックルーム』も使えるので、鈍足パーティに適しています。
タイプ一致の『ジャイロボール』も強力です。
ただし、クレセリアとタイプが被っているので、クレセリア対策ポケモンにやられやすいです。
ガブリアス
『ドラゴン』タイプでもっとも採用頻度の高いポケモン。
『こうげき』と『すばやさ』が高いにも関わらず、耐久性もそれほど低くないという安定感が人気の理由です。
技もバリエーション豊富に覚えることができるので、どんなパーティ構成でも合わせやすいです。
ただし、『ドラゴン』なので『こおり』には耐性がまったくありません。
ドサイドン
シンオウダービーでは『トリックルーム』が多くなりそうなので、ドサイドンが猛威を振るう可能性があります。
タイプ一致の『いわなだれ』『じしん』は強力であり、要注意ポケモンと言えるでしょう。
ただし、『くさ』『みず』は4倍なので、弱点を突かれやすいというウィークポイントもあります。
トゲキッス
数少ない『フェアリー』枠。
『とくこう』の威力が高いので、アタッカーとしての採用が多そうです。
『でんじは』『おいかぜ』などのサポートも可能です。
ユキメノコ、マニューラ
耐久性は低いですが、ガブリアスよりも早く動ける『こおり』ポケモンはとても価値があります。
マニューラは『ねこだまし』も使えるので、出てくる可能性は大です。
ロトム
『ヒート』『ウォッシュ』が最も多い型ですが、なんにせよシンオウダービーで溢れそうなポケモンです。
『ひかりのかべ』『リフレクター』をしっかり張ってくるロトムもいれば、『ハイドロポンプ』『オーバーヒート』を積極的に狙ってくるアタッカーもいます。
持ちものを『オボンのみ』にして、耐久性を上げる型が1番多そうです。
弱点をしっかりと突く必要があるので、『くさ』技が使えるポケモンは入れておいたほうがいいでしょう。
ポリゴンZ
『とくこう』が高く、さまざまな特殊攻撃が可能なポケモン。
タイプ一致の『トライアタック』は、特性『てきおうりょく』で2倍となるので相当強力です。
『ゴースト』ポケモンの採用も検討しておいたほうが良いでしょう。
ヒードラン(追加ルールにより、使用不可となりました)
ポケモン総選挙で180位という微妙な順位でしたが、ダブルでは強力なポケモンです。
キュウコンに『ひでり』を使わせて『ふんか』をするコンボを狙ってくるトレーナーは少なくないでしょう。
ただし、『じめん』攻撃には細心の注意が必要となります。
クレセリア
本大会シンオウダービーのダークホースです。
『トリックルーム』『てだすけ』は固定だと思います。
『ドラゴン』が出てきそうなので『こごえるかぜ』『れいとうビーム』をウェポンとして採用してくるでしょう。
道具は『たべのこし』か『オボンのみ』、『メンタルハーブ』が一般的です。
すみやかに『はたきおす』をし、『ちょうはつ』で無力化しておきたい相手です。
シンオウダービーのポイント
メガシンカが封印されているので、ある程度は対策の幅を縮めることができます。
少なくても、これらの点は抑えておきましょう。
- ドーブル対策
- ドラゴン対策
- エスパー対策
- トリックルーム対策
ドーブルに関しては毎度のことなので、とくに論じる必要はないと思います。
気になる方は、JCS2016の上位8名のドーブル技を参考にし、対策しましょう。
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第1~4世代なので、やはり『ドラゴン』枠が気になります。
『ボーマンダ』『ガブリアス』が特に出てきそうなので、やはり1匹は『こおり』技の使えるポケモンが必要だと思います。
3と4は同じジャンルです。
やはり、問題はクレセリアでしょう。
『トリックルーム』を決められると、流れを持っていかれます。
『エスパー』ポケモンに大ダメージを与えれる『ゴースト』『あく』技は必要不可欠です。
または、こちらも鈍足パーティで組むのも良いでしょう。
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ラティアス、ラティアスの専用元持ち物の神秘の雫はどうなんですかね?
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
素晴らしい着眼点ですね、御見それいたしました。
実は、大会概要の中に禁止という記載はありません。
ただ、私はいつも禁止していたものを今回は大丈夫なのか?という疑問がありまして、あえて掲載していませんでした。
とはいえ、公式が記載ミスをする可能性は少ないと思いますので、神秘の雫はあり、だと思います。
お役に立てれば幸いです。
シンオウダービーに出られるのでしたら、陰ながら応援しております。頑張って下さい。
自分はニョロトノ、ルンパッパがこの環境のトップメタになると予想してます
理由はファイアローがいなくなるのでなかなか雨下のルンパッパを抜くポケモンがいないということがかなり大きいです
後はメガリザードンとバンギラスがいなくなるので天候の塗り替えが安定してできるのがキュウコンと悪戯心持ちのヤミラミ程度しかいないことですね
唯一悪戯心持ちのヤミラミによる場の展開や威嚇+先制技+補助技持ちのカポエラーもかなりの強敵になりそうです
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
内容の深さから、okutakuさんがトップトレーナーであることは一目瞭然ですね、脱帽いたしました。
このコメントを掲載させていただき、更に多くの方の『シンオウダービー』考察の参考にさせていただきます。
これからも有益なご意見を頂ければ幸いです。