コマスターの現環境で最大の問題点があるとすれば、対策ポケモンとして用意したフィギュアの勝率が必ずしも高くないことです。

 

相手の特性を封じるワザ構成にも関わらず、火力不足で対策ポケモンがやられてしまう…というのは、よくある話です。

 

実は、コマスターにポケモンバトルの醍醐味であるタイプ相性を導入すると、それらの問題が解決するかもしれません。

 

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目次

コマスターにタイプ相性を導入すると現環境の問題がすべて解決する件

『出典・コマスター公式ツイッター

 

本来、ポケモンバトルにはタイプ相性というものが存在します。

 

『ほのお』ワザは、『くさ』ポケモンに攻撃すると通常の2倍ダメージとなり、逆に『みず』ポケモン相手だと半減してしまう…といった関係です。

 

コマスターには、このタイプ相性の関係が存在しません。

 

最初はそれが気にならないバトルだったので、その存在意義を見出す必要はなかったのかもしれません。

 

しかし、EXしか高火力になれない現環境を考えると、UCやRが下剋上できるシステムはタイプ相性だけだと考えることができるのではないでしょうか?

 

弱点が突ければ+20ダメージ、複合タイプの弱点が+40、ワザの抵抗を-20(複合は-40)にすれば、かなりバランスの良いゲームになる気がします。

 

そして、増加するタイミングは、カプ・シリーズのように自分のターンにのみ適応されるのが望ましいです。(減少は攻撃を受けるときにしか適応されない)

 

では、このシステムをメタグロスデオキシスアタックフォルムに当てはめてみましょう。

 

通常では、メタグロスは『はかいこうせん150』でしか倒すことができません。

 

しかし、デオキシスアタックフォルムの『エスパー』ワザは、メタグロスとはタイプ相性が非常に悪いため、90ダメージになってしまうわけです。

 

なので、デオキシスアタックフォルムから攻撃を仕掛けたときは、『メタルクロー100』で返り討ちにすることができます

 

しかし、タイプ抵抗は攻撃時には発動しませんので、メタグロスから仕掛ける場合は『はかいこうせん150』でしか倒せません。

 

このように、抵抗の減少にもタイミングをつけることで、一方的な優勢にもなりづらいのです。

 

タイプ相性は進化チャンスを作りやすくなる

そして何より、タイプ相性を導入すると進化チャンスが生まれやすくなります。

 

進化するのは時間がかかるため、どうしてもデメリットのほうが大きいイメージがありました。

 

しかし、タイプ相性を導入することでスムーズに進化チャンスを作り出せるため、戦略の幅が広がるのです。

 

そのため、EXさえ出していれば勝てるという現環境に一石を投じることができるわけです。

 

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まとめ

すり抜けることが可能なルナアーラと対峙していると、どうしても特殊状態を狙っている暇がない場面があると思います。

 

そうしたとき、『プラスパワー』さえ手元になければ、逆転することは不可能でしょう。

 

しかし、タイプ相性のシステムが導入されていれば、4倍ダメージを狙えるルナアーラの対策は難しくないはずです。

 

それをEXではなく、UCやRでできるのなら、コマスター本来のコンセプト『戦術次第で強いフィギュアに勝てる』を目指すことができるのかもしれません。

 

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