期間限定公開で、スピンオフアニメ『おでまし小魔人フーパ』がポケモンのユーチューブページで閲覧することができます。

 

この作品は、昨年、セブンイレブンで発売された『おでまし小魔神フーパ』のDVD付き前売り券の購入者のみについてきた映像特典です。

 

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目次

おでまし小魔人フーパの内容

どこまでも続く砂漠地帯。

 

その中で、バルザはウォーグルにまたがり、フーパの力を封印している『いましめのツボ』を取りに向かおうとしていました。

 

メアリはフーパを連れ、兄の出発を見守っています。

 

「ここからはオレ1人で行く、デセルタワーで待ち合わせよう」

 

バルザはそう言うと、ウォーグルとともに空を舞いました。

 

メアリはその背を見つめながら、兄とフーパと育ったアルケーの谷の日々を思い出していました。

 

ともに成長した今のフーパになら、『いましめのツボ』に封印された力を開放しても大丈夫だと、そう確信するために・・・。

 

~数年前~

 

アルケーの谷の広場で、子供たちが集まっています。

 

その中でも1番年長だったバルザは、率先するように大地に語りかけていました。

 

彼らは外の世界の子供たちとは違い、不思議な力が備わっていました。

 

それは、大自然と1つになること。

 

そうすることで、大自然の力を借り、ポケモンにも勝るとも劣らない不思議な力を使うことができました。

 

その練習が嫌いだったメアリは、1人でスイカを食べていました。

 

ふと、イタズラを思いつき、フーパにリングの力を使わせます。

 

バルザが地面に手を当て、集中していると、頭に何か当たりました。

 

振り返りますが、そこには誰もいません。しかし、落ちていたのはスイカの種でした。

 

「メアリ!」

 

しかし、メアリは知らんぷりです。

 

すると、フーパもマネしたくなったようで、口に含んでいたスイカの種を『タネマシンガン』のように吐き出し、バルザに効果抜群でした。

 

それを見ていた友達のコブー、ピット、ルカはケラケラと笑います。

 

「フーパ!練習中にリングのイタズラ禁止!」

「イシシッ!びっくりしたー?」

 

バルザは、もっと人の役にたつリングの使い方はないものかと、頭を悩ませます。

 

その時、ダムじいさんが畑に雨が降らずに困っていることを知り、バルザは「そういう使い方ならありかも」と口にします。

 

「よし、フーパ!畑に雨を降らせるんだ!」

「イシシッ!アメ、おっでましぃー!」

 

子供たちが畑に行ってみると、そこには飴玉に埋もれているダムじいさんの姿がありました。

 

どうやら、雨と飴を間違ってしまったようです。

 

その飴がミラばあさんの商品だと知り、子供たちは大量の飴を戻すことになります。

 

ミラばあさんにもこってり怒られたあと(フーパも)、仕事を任されました。

 

パン生地のようなものを小さく並べ、その上に木の板を乗せ、更に重石を乗せてるという、簡単な作業です。

 

ところが、肝心の重石が見つかりません。

 

「こんな時こそ、フーパのリング!」

 

子供たちが声を揃えてそう言うと、得意げにリングをかざすフーパ。

 

そこから出てきたのは、なんとゴローンでした。

 

出てきた反動で、近くにあった『リングの像』が壊れてしまいました。

 

そのまま転がって、メインストリートに出ようとしますが、フーパのリングでなんとか元の居場所に帰すことができました。

 

しかし、『リングの像』は壊れたままです。

 

これは、アルセウスのリングを模して作られた像であり、村人たちが大事にしているものです。

 

ミラばあさんの目を誤魔化すため、1度は広場にあった『リングの像』で難を乗り越えましたが、やはり作り直すしかありません。

 

フーパのおでましで、くっつける道具をたくさん出しますが、やはり子供たちの工作力では綺麗な出来栄えにはなりませんでした。

 

結局、ミラばあさんに見つかります。

 

叱責はあったものの、手作り感たっぷりの像を見るなり「頑張ったようだね。お前たちなりに、どうにかしようとしたんだろ」と、子供たちの自主性を重んじてくれました。

 

さきほどのパン生地の正体はドーナツで、ミラばあさんは子供たちにふるまいました。

 

フーパはドーナツがおいしいと、宙を舞って喜んでいました。

 

いましめられし力に、人格が宿りつつあることなど知るよしもなく・・・。

 

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おでまし小魔人フーパの感想

マサラタウンの子供と体を張る唯一の人種、アルケーの谷の民。

 

アルセウスの恩恵を与えられ、超魔人フーパの力を封じることができるとんでもない一族です。

 

そう考えると、サトシの不死身ともいえる肉体は、一体なんなのでしょうか?

 

XYで取り上げるなら、ヌメルゴンにぶん投げてもらって空中を舞い、空を飛んでいるロケット団の乗り物につかまるという荒業。

 

移動している乗り物に追いつくためには、時速90以上は必要です。

 

体にかかるGを感じないという、宇宙服並みの性能です。

 

もしかすると、サトシはホウオウの恩恵を受けた存在なのではないでしょうか?

 

ホウオウは不死鳥を意味する存在なので、サトシの無敵ともいえる行動の説明がつきます。

 

今後のサトシの活躍に期待ですね。(注※サトシは、このスピンオフアニメには登場しません)

 

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