2016インターナショナルチャレンジJUNEの考察と対策の記事です。

 

ルールや対策ポケモンも紹介していきます。

 

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目次

2016インターナショナルチャレンジJUNEのルール

参加プレゼント

ポケマイル2000ポイント

※勝敗のつく試合を1戦以上

エントリー期間

2016年6月16日(木)14:00~6月24日(金)8:59

開催期間

2016年6月24日(金)9:00~6月27日(月)8:59

定員数

5万人

カテゴリー

ジュニア 2001年1月1日以降生まれ
マスター 2000年12月31日以前生まれ
※ジュニアカテゴリは、23:00~翌6:00までは対戦ができません。

ランキング発表

7月上旬予定

バトル形式

ダブルバトル

使用できるポケモン

全国図鑑No.001~721のポケモン

※幻は不可

※伝説は2匹まで

※カロスマークのポケモンのみ

バトルボックスに登録するポケモン

レベル1~100までのポケモン4~6匹
※レベル50を超えるポケモンは、対戦時に自動的にレベル50になります。

対戦詳細

【1試合の対戦時間】最大15分
【対戦に出すポケモンの選択時間】90秒
【1ターンあたりの選択時間】45秒
【1日あたりの対戦可能回数】15戦
※残った対戦数は、翌日以降に繰り越して対戦可能です。1日の切り替わるタイミングは、UTC午前0時(日本時間の午前9時)です。

 

2016インターナショナルチャレンジJUNEの考察

通称GSルールと呼ばれる大会形式となります。

 

WCS2016の大会ルールに採用されて以来、このルールがインターネット大会でも多く採用されるようになりました。

 

だからこそ、このルールで出てくる人気ポケモンは明確になっています。

 

それらを抑えておくだけでも、勝率は相当上がります。

 

対策ポケモン

メガゲンガー

ゲンガーが出てきた場合、ほとんどのトレーナーがメガシンカさせてきます。

 

理由は、特性の『かげふみ』です。

 

これにより、グラードン、カイオーガ、レックウザの天候変えを縛ることができます。

 

メガガルーラ

GSルールであっても登場してくるポケモン。

 

『ねこだまし』『おんがえし』『すてみタックル』など、タイプ一致技は強力です。

 

先制攻撃ができる『ふいうち』も魅力的です。

 

大会では伝説も多いので、『けたぐり』が入りやすい環境でもあります。

 

メガミュウツーY

採用基準は『とくこう』『すばやさ』が高いから、だけではありません。

 

特性『ふみん』により、ドーブルの『ダークホール』の対象にならないことです。

 

ドーブル対策は、どの大会でも必要不可欠です。

 

クロバット

ほぼ、サポートとして使われます。

 

特性『せいしんりょく』により、『ねこだまし』が効きません。

 

これにより、ゼルネアスに『ちょうはつ』を100%当てることができます。

 

また、『おいかぜ』『いかりのまえば』などでバトルを有利にできます。

 

ドーブル

要注意ポケモン。

 

『ダークホール』対策なくして、ドーブルは倒せません。

 

最近の流行は、『きあいのタスキ』です。

 

これにより、『ちょうはつ』がきそうな時は『ニードルガード』などで防いでしまいます。

 

厄介なのは、『きあいのタスキ』だと思って行動したら『こだわりスカーフ』で早々に『ダークホール』をされるパターンです。

 

どちらの型なのかを判断するのも、重要な課題となります。

 

スイクン

『おいかぜ』要員として出てくる場合があります。

 

ただし、カイオーガなどの強力な水ポケモンが多く出てくるので、採用してくるトレーナーは他の大会に比べて少ないです。

 

メガクチート

ゼルネアス対策のポケモン。

 

『はがね』で『ムーンフォース』に耐え、『アイアンヘッド』で仕留めることができます。

 

特性『いかく』も使い勝手が良いです。

 

ただし、グラードンが多く出てくるので『じめん』技には要注意です。

 

メガボーマンダ

WCS2016ジャパンカップ予選では、カイオーガを抑えて4位という人気ぶり。

 

特性の『いかく』だけでなく、『ハイパーボイス』で全体攻撃ができるのも大きいです。

 

レックウザの『デルタストリーム』で『ひこう』の弱点を隠すことも可能です。

 

カイオーガ(ゲンシカイキ)

『はじまりのうみ』からの『しおふき』は強力で、弱点を突いていなくても一撃で相手を倒すことが可能です。

 

『かみなり』を100%成功させることもできるので、カイオーガ対策にもできます。

 

グラードン(ゲンシカイキ)

もっとも人気が高かったポケモン。

 

1番多く見られた型は『とくこう』型で、『ふんか』を採用するグラードンです。

 

『すばやさ』をわざと遅くし、『トリックルーム』を使って最速となります。

 

クレセリアと組まれるトレーナーが多く、天候変えされても『スキルスワップ』で再び『おわりのだいち』に戻してしまいます。

 

メガレックウザ

天候変えの戦いで、もっとも有利になるポケモン。

 

ゲンシカイキは、出た瞬間に進化してしまいますが、レックウザはメガシンカなので進化するタイミングが遅くなります。

 

これにより、天候が変わった後に天候を塗り変えることが可能となるのです。

 

『いのちのたま』持ちで『ガリョウテンセイ』が人気のコンボです。

 

『こだわりハチマキ』持ちだと、ゼルネアスとカイオーガを高確率で乱1(ほぼ一撃)にすることもできます。

 

ディアルガ

『ドラゴン』であっても、ゼルネアスに強く出れるポケモン。

 

『トリックルーム』を使えば、ほぼ無双となります。

 

パルキア

『みず』『ドラゴン』なので、グラードンの『ほのお』、カイオーガの『みず』を同時に防ぐことができる数少ないポケモン。

 

クレセリア

ほとんど、グラードンとセットで出てくるポケモン。

 

やることは『トリックルーム』『スキルスワップ』『てだすけ』となります。

 

『ちょうはつ』封じとして、『メンタルハーブ』をほぼ100%持っています。

 

レパルダス

『ねこだまし』だけでなく、特性『いたずらごころ』によって『アンコール』を先制攻撃で放ってきます。

 

これにより、レパルダスの前では『ねこだまし』や変化技などが出しにくくなってしまいます。

 

ナットレイ

カイオーガと組み合わせて出てくるポケモン。

 

『ジャイロボール』なら、ゼルネアスを一撃で倒すことが可能です。

 

また、カイオーガ対策としても使うことができます。

 

カイオーガは『ぼうぎょ』が低いので、タイプ一致の『パワーウィップ』が決まれば一撃で倒せます。

 

ボルトロス(けしんフォルム)

特性『いたずらごころ』によって、『ちょうはつ』や『でんじは』を先制して使ってきます。

 

ゼルネアスの『ジオコントロール』コンボを防ぐために採用しているトレーナーは多いです。

 

ランドロス(れいじゅうフォルム)

やはり、『いかく』が強力。

 

タイプ一致の『じしん』で、グラードンの弱点をつけるところも魅力です。

 

ファイアロー

このルールでは、サポート型が多く見られました。

 

『おいかぜ』『ファストガード』で味方をサポートします。

 

もちろん、『いのちのたま』持ちの『ブレイブバード』をここぞとばかりに放ってきます。

 

ゼルネアス

最強のコンボである『パワフルハーブ』『ジオコントロール』が決まれば、無双となるポケモン。

 

ゼルネアス対策をするトレーナーがもっとも多いのも、そのためです。

 

その裏をかけば、試合は勝利したも同然です。

 

GSルールのポイント

現環境で注意すべき点は、これらです。

 

  1. 『おわりのだいち』『はじまりのうみ』対策
  2. ドーブル対策
  3. ゼルネアス対策

 

もっとも大事なのは、天候です。

 

グラードン、カイオーガはメガシンカ枠として扱われないのに、メガシンカすることができる強力なポケモンです。

 

それだけでも採用は確実ですが、『おわりのだいち』は『ほのお』を、『はじまりのうみ』は『みず』を2倍にし、逆を無効にする天候を生み出します。

 

天候を制する者は、GSルールを制することになるのです。

 

天候をより自分の有利な状況に持っていくために、グラードンとカイオーガ、レックウザは後出しされやすい傾向にあります。

 

どれかが先に出てきた場合、相手トレーナーは相反するポケモンを出して天候を支配するのです。

 

つまり、グラードンとカイオーガを引きずり出すことが、バトルを有利にするのです。

 

 

その状況を、もっとも作り出しやすいのがゼルネアスです。

 

1ターンさえあれば、ゼルネアスは『ジオコントロール』で『とくこう』『とくぼう』『すばやさ』を2倍にすることができます。

 

対策が行われないよう、ゼルネアスは初手で出されるケースが多いです。

 

それが分かっているトレーナーは、初手に出すポケモンを『ねこだまし』『ちょうはつ』『でんじは』など、ゼルネアスを妨害できるようにします。

 

なので、ゼルネアスの隣に『このゆびとまれ』などのサポートをつけるのが一般的です。

 

このコンボを破るには、その上をいく戦略が必要となります。

 

例えば、『ジオコントロール』自体を妨害するのではなく、『トリックルーム』などで『すばやさ』を逆転させてしまうのです。

 

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GSルールのサンプルパーティ

慣れた方なら、ポケモン考案は順調に進められますが、バトルは好きだけどなかなかパーティが決められない方もいらっしゃると思います。

 

サンプルとして、パーティを紹介しておきます。

 

ただし、誰にでも扱いやすいパーティにしていますから、誰でも予測できて対策しやすいので注意してください。

 

メガミュウツーY

性格 おくびょう

特性 ふみん(きんちょうかん)

持ち物 ミュウツーナイトY

 サイコブレイク はどうだん れいとうビーム まもる

グラードン(ゲンシカイキ)

性格 ゆうかん

特性 おわりのだいち

持ち物 べにいろのたま

 ふんか ほのおのパンチ だんがいのつるぎ まもる

クレセリア

性格 なまいき

特性 ふゆう

持ち物 メンタルハーブ

 てだすけ トリックルーム スキルスワップ れいとうビーム

ボルトロス(けしんフォルム)

性格 おくびょう

特性 いたずらごころ

持ち物 オボンのみ

 でんじは ちょうはつ 10まんボルト まもる

ナットレイ

性格 ゆうかん

特性 てつのトゲ

持ち物 たべのこし

 パワーウィップ ジャイロボール はたきおとす まもる

ファイアロー

性格 いじっぱり

特性 はやてのつばさ

持ち物 いのちのたま

 ブレイブバード フレアドライブ おいかぜ まもる

 

運用方法

GSルールは、力と力のぶつかり合いです。

 

なので、数ターンでバトルが終わってしまうのも珍しくありません。

 

数ターンでやられないためにも、相手が何をしてくるのか読む必要があります。

 

ポケモンの見せ合い時、相手が『トリックルーム』『おいかぜ』のどちらを採用するのかで、こちらのポケモンも変わってきます。

 

『トリックルーム』なら、グラードン、クレセリア、ナットレイを使います。

 

これにより、グラードンの『ふんか』が誰よりも最初に使え、クレセリアの『てだすけ』でダメージを上げます。

 

『おいかぜ』なら、メガミュウツーY、ボルトロス、ファイアローを使います。

 

ファイアローを初手に出し、『おいかぜ』を使って条件を同じにするのです。

 

もちろん、相手が『おいかぜ』持ちの時でも、クレセリアを入れることで『トリックルーム』返しができます。

 

 

ドーブルがいる場合、メガミュウツーYを初手で出します。

 

『ダークホール』を『ふみん』で無視して攻撃することができます。

 

相手もそれは分かっていると思うので、『ニードルガード』をしてくる可能性があります。

 

なので、あえて隣のポケモンを狙うのも面白いかもしれません。

 

 

グラードンが出てきたら、こちらもグラードンで応戦します。

 

グラードンの弱点は『じめん』なので、『トリックルーム』を使ってこちらが先制します。

 

グラードンは『とくぼう』が低いので、メガミュウツーYでも削ることが可能です。

 

 

カイオーガを倒すには、ナットレイが適任です。

 

カイオーガが覚える技では、ナットレイを倒すことはできません。

 

また、ゼルネアスにもナットレイは脅威となれます。

 

 

相手の変化技は、ボルトロスが封じ込めます。

 

『でんじは』で、相手の『すばやさ』を封じることもできます。

 

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