『出典・ポケットモンスター公式サイト

 

大ヒットを記録した2017年のポケモン映画『キミにきめた』。

 

この物語のキーマンとなるのは、言うまでもなくマーシャドーです。

 

そこで気になったのですが、どうしてマーシャドーはエンテイの影に隠れていたのでしょうか?

 

その問題は理由ではなく、役割を担っていないことにあります。

 

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目次

キミにきめたでマーシャドーがエンテイの影にいた理由は結局なんだったのか?

ホウオウとマーシャドーの関係は、映画を見ていれば分かることですね。

 

ホウオウは虹の勇者の可能性がある人間に『虹の羽根』を落とし、マーシャドーはそれにふさわしいかを監視する役割を担っています。

 

そして、エンテイ、ライコウ、スイクンはホウオウに命を授かったという逸話があるため、マーシャドーが彼らの影に潜り込むこと自体に違和感はありません。

 

ただ、それだと虹の勇者を見落としてしまうのではないでしょうか?

 

サトシに関して言えば、ポケモン映画を視聴している方なら分かると思いますが、すべての伝説のポケモンに出会ってきたラッキーボーイであるため、今回のようにエンテイの影にいても出会うことができました。

 

しかし、普通のトレーナーならホウオウに出会うぐらいが精一杯でしょう。

 

なので、ホウオウの影に隠れていたほうが役割は担える気がするのです。

 

もちろん、エンテイはホウオウから命を授かった存在なので、『虹の羽根』を所持している人間を必ず探し出すことができるというのなら話は別です。

 

ところが、エンテイはサトシと洞窟で一緒になったとき、懐から取り出した『虹の羽根』を見た瞬間に目を細めています。

 

これは完全に「あっ、こいつ虹の勇者だったんだ・・・」と初めて気づいたような表情を浮かべていました。

 

このことからも分かる通り、そうしたミスを考慮してもマーシャドーはホウオウの影に隠れているのがしっくりくる気がします。

 

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エンテイ、ライコウ、スイクンの役割がマーシャドーと被っている?

よくよく考えると、エンテイ、ライコウ、スイクンの役割とはなんだったのか?という疑問にも行きつきますね。

 

彼らは、『虹の勇者』にふさわしいのかを見定めるために1度だけ姿を現し、そして去っていきます。

 

つまり、完全にマーシャドーと役割が被っているわけです。

 

今回のように、しっかりと仕事をこなしたマーシャドーの活躍を見る限り、彼らは必要だったのか?という疑問が浮かぶのは自然なことかもしれません。

 

ただ、彼らの肩を持つのなら、『キミにきめた』はサトシとピカチュウの出会いやバタフリーの別れなどのエピソードも入れる必要があったので、尺が足りなかったのでしょう。

 

本来なら、『幻影の覇者ゾロアーク』並みに登場する予定だったのかもしれませんが、登場回数が多いことからマーシャドーに花を持たせてあげたのかもしれませんね。

 

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