私は色々なゲームをプレイしていますが、とくにポケモンはシリーズごとにやりこんでいます。
ゲームクリアだけでは終わらず、ストーリーとはまったく関係のないイベントを探したり、珍しいポケモンの収集も余すことなく行っています。
そのため、ゲームのプレイ時間は普通の方には考えられないものになりがちです。
ですが、逆にいえばポケモンゲームのおすすめを初心者の方に誰よりも詳しく紹介する自信があります。
ゲームフリークが出しているポケットモンスター本編だけでなく、他社と合同で開発した番外編も網羅しているため、どこよりも総合的な評価で紹介することができるでしょう。
もちろん、ポケモンが気になり出した初心者が「今から始めるならどれから?」といった疑問にも答える内容となっておりますので、ぜひチェックしてみてください。
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目次
初心者が今から始めるならどれから?
『出典・ポケモン公式サイト』
ポケモンをまったく分からない初心者の方の『ポケモンを今から始めるならどこから?』という質問が、何を指した意味かによって、おすすめするポイントが変わっています。
例えば、あなたが『ポケモンといえばピカチュウでしょ?』ぐらいの知識なら、ぜひポケモン基礎から学んでいただきたいと思います。
そういう方におすすめしているのは、ゲームでなくアニメです。
アニメは、ポケモンゲームの世界観を要約したものですので、一通り見るだけでポケモンのことが理解できると思います。
ゲームをやる暇がない方でも、ご飯を食べながら見たりできるので、時間の都合が合わせやすいという利点もあります。
Amazonプライム・ビデオなら、スマホでも視聴できるため、電車の中でも見れて便利です。
現在は、Amazonプライム・ビデオにポケモンアニメが全シリーズ+映画が見放題となっていますので、時間がないけどポケモンを今から知りたいと思っている方は、ぜひ検討してみると良いでしょう。
さて……そうではなく、「ポケモンGOをプレイして、ポケモンに興味が湧いた。だから、ゲームのポケモンを今から始めるならどれから?」という初心者の方もいることでしょう。
そういう方におすすめするのは、ポケットモンスターXYです。
たぶん、他のサイトでは『初代』とか『最新作』をおすすめしていると思います。
ですが、ポケモン初心者にこれらを勧めると途中で投げ出してしまう可能性があります。
その理由は、ポケモンファンの感性についていけないからです。
例えば、『初代』といわれるポケットモンスター赤・緑・青・黄は、すべてのポケモンファンからすれば、1度はやり込んだ不朽の名作です。
ですが、ポケモンをよく知らない初心者が、モノクロ画質でキャラの操作もぎこちない……何よりポケモンの画像が現在とまったく異なっている(可愛くない)作品を楽しくプレイできるでしょうか?
次に、最新作を初心者におすすめしたくないのは、値段が高いからです。
「中古で買えばいいのでは?」と思うポケモン初心者もいると思いますが、実はポケモンシリーズの最新作は値段が下がりづらいことで有名です。
交換機能がついたポケモンは、マニアからすれば複数購入するのが当たり前なので、店側もそれを理解して値段を下げてくれないのです。
この2点を考慮すると、最適なのが3DS初登場の作品『ポケットモンスターX』『ポケットモンスターY』なのです。
画質も3DS最新作と比べても見劣りしませんし、ポケモンシリーズの中でも難易度が緩やかに設定されており、初心者でも全クリまで飽きずにプレイできます。
ここでハマれば、後でポケモン最新作に手を出せばよいだけの話なので、わざわざ高額な最新作を最初に購入する必要はないのです。
XYでもポケモンバンクに対応しているため、ここで育てたポケモンを次の最新作へ移動させることができますので時間の無駄にはなりません。
なので、ポケモン初心者の方に「ポケモンを今から始めるならどれから?」と尋ねられたら、私は『ポケットモンスターX』『ポケットモンスターY』を強く勧めます。
ポケモンのゲームでおすすめは?ランキング形式で紹介
ポケモンシリーズによって出現するポケモンが異なり、人によって思い入れが強い作品も違ってきます。
ポケモンファンほど、過去作品をおすすめにあげたがるのもそのためでしょう。
ただ、さきほども説明した通り、おすすめする相手がポケモン初心者となると話が変わってきます。
なので、『ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン』『ポケットモンスターエメラルド』などの名作をランキングに入れたいのは山々なのですが、おすすめにはゲームボーイアドバンス以下の作品は除外していきます。(バーチャルコンソールを除く)
誰もが買い求めやすい3DSをメインに、ポケモンゲームのおすすめランキングを紹介します。
10位 ポケモン超不思議のダンジョン
ストーリー ★★★☆☆
ゲームシステム ★★★☆☆
クリアしやすさ ★★☆☆☆
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★☆☆
ポケモン超不思議のダンジョンは、『不思議のダンジョン』シリーズとポケモンがコラボした3DS作品です。
『風来のシレン』で大ブレイクした『不思議のダンジョン』シリーズは、じっくり考えながらダンジョンを探索するターン制が面白いゲームです。
通常のポケモンバトルもターン制なので、この2つのゲームはどこか似ているため、親和性がうまく表現された作品なのです。
『風来のシレン』のキャラクターがポケモンに置き換わった本作では、ポケモンでお馴染みの技や道具も登場するため、『不思議のダンジョン』シリーズが始めての方にも楽しめる作品となっています。
ストーリーはスケールがデカく、メガミュウツーやメガレックウザ、更には神と呼ばれるアルセウスまで登場して、世界の危機に立ち向かう内容になっていますので、非常に見ごたえがあります。
何より、人間が出てこないため、ポケモンたちの愛くるしい表情や生態が見られるところも魅力といえるでしょう。
ただ、『不思議のダンジョン』シリーズを1度もプレイしたことがない方は、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
また、やり込み要素は多いですが、クリア後に登場するダンジョンはどれも難しいものばかりですので、ゲームセンスも問われる作品といえるでしょう。
9位 ポケットモンスタープラチナ
ストーリー ★★★☆☆
ゲームシステム ★★★☆☆
クリアしやすさ ★★★☆☆
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★★☆
ポケットモンスタープラチナは、『ポケットモンスターダイヤモンド』『ポケットモンスターパール』のマイナーチェンジとして登場したDS作品です。
前作にはなかった『やぶれた世界』が追加されており、正体が詳しく明かされていなかったギラティナがストーリーに登場します。
他にも、ポケモンファンには好評だった『バトルフロンティア』の登場など、DS作品にしてはやり込み要素が盛りだくさんとなっています。
何より、物語の舞台となるシンオウ地方にはガブリアスが登場します。
長きに渡り、最強の『ドラゴン』ポケモンとして多くのポケモントレーナーに愛されてきた存在であり、初登場した第4世代に思い入れが深いファンが多くいるのも頷ける話です。
そして、そのガブリアスを手持ちで使ってくるチャンピオンのシロナと対戦できたのも、この作品でした。
ちなみに、ポケモンのゲーム中に流れるBGMを数多く手掛けてきた増田順一さんが1番好きな曲は『シロナ戦』だと語っており、ぜひ聞いておきたいBGMが流れる作品でもあるのです。
8位 名探偵ピカチュウ
ストーリー ★★★☆☆
ゲームシステム ★★★★☆
クリアしやすさ ★★★★★
やり込み度 ★☆☆☆☆
全体の口コミ ★★★☆☆
名探偵ピカチュウは、ピカチュウの印象を大きく覆した3DS作品です。
ポケモン映画ならまだしも、ゲームでは決して喋らないピカチュウですが、なんと名探偵ピカチュウでは人間の言葉を喋ります。
しかも、性格はおっさんであり、まさに意外性をついた面白いキャスティングとなっています。
ストーリーは、主人公ティムの父親を探す物語なのですが、その裏にはポケモンたちが突然暴れ出す事件と関わりがあり、推理ドラマのようなストーリー展開が魅力となっています。
また、ゲームといいつつほとんどがドラマのようにシーンが流れていきますので、ゲームが苦手な方でも簡単にクリアできますし、何より世界観に没頭することができます。
ちなみに、名探偵ピカチュウはハリウッドの実写版も決定しており、話題性が高い作品でもあるのです。
7位 ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX
ストーリー ★★☆☆☆
ゲームシステム ★★★★☆
クリアしやすさ ★★☆☆☆
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★★☆
ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DXは、ポケモンシリーズ初となる本格派格闘ゲームとして作られた作品のニンテンドースイッチ版です。
ゲームセンターのアーケードにも導入されており、ポッ拳は世界大会が開催されるぐらい盛り上がりを見せています。
そのため、現在は本編と肩を並べるぐらいの知名度になっているのです。
そして、ポッ拳をおすすめするのは、なんといってもグラフィックのクオリティですね。
ドット絵から始まったポケモンたちが、ポッ拳では生き生きとした表情や動きを見せてくれるため、ただ眺めていても楽しいゲームです。
また、初心者でも格闘対戦ゲームを楽しめるように、難しいコマンドなしでコンボが発動できるようになっており、他の格闘ゲームと比べれば簡単にプレイすることができます。
とはいえ、格闘ゲームであることには変わりありませんので、攻撃やガードするタイミングは重要となります。こういった動作が苦手な方は、ある程度の練習が必要かもしれません。
ラスボスであるダークミュウツーは強めに設定されていますので、倒すにはそれなりの鍛錬を積むことになるでしょう。
『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DXの価格をチェックする』
6位 ポケットモンスターブラックホワイト
ストーリー ★★★★☆
ゲームシステム ★★★☆☆
クリアしやすさ ★★★☆☆
やり込み度 ★★★☆☆
全体の口コミ ★★★★☆
ポケットモンスターシリーズは、第4世代まで日本を意識した作品となっていましたが、『ポケットモンスターブラック』『ポケットモンスターホワイト』からは外国を意識して作られるようになりました。
ブラックホワイトはアメリカの文化を参考にしており、米国のポケモンファンからの支持が高い作品となっています。
何より、ストーリーが今までのシリーズとは異なり、大人向きに作られているのも注目するポイントです。
ライバルであるNは、モンスターボールに閉じ込められたポケモンたちを人々から解放することを目的としています。
野生のポケモンを無理やりボールに閉じ込めてゲットする、ポケモントレーナーの存在そのものを否定する考え方であり、だけど、どこか理にかなっているところがストーリー性を深めているのです。
そんなNの前に現れた主人公のポケモンは人間になついており、その強い絆にNの考えが少しずつ変化していきます。
これは、ライバルであるNの心の成長も同時に垣間見れるストーリーであるため、敵でありながらNに感情移入してしまうところもこの作品の魅力かもしれませんね。
ブラックホワイトが面白かったら、続編の『ポケットモンスターブラック2』『ポケットモンスターホワイト2』も一緒にプレイしてみると良いでしょう。
5位 ポケットモンスター赤・緑・青・黄(バーチャルコンソール)
ストーリー ★★★★★
ゲームシステム ★★★☆☆
クリアしやすさ ★★★☆☆
やり込み度 ★★☆☆☆
全体の口コミ ★★★★★
のちにポケモンファンから『初代』と呼ばれる、不朽の名曲『ポケットモンスター赤・緑・青・黄』。
ゲームボーイのソフトで登場しましたが、めでたくバーチャルコンソールとして配信されたため、3DSでもプレイすることができます。
この作品は、当時では考えられなかった画期的な育成ゲームであり、野生に登場するすべてのモンスター(ポケモン)を捕まえられるシステムは前例がありませんでした。
友達とポケモンを交換する機能が口コミで話題となり、人気に火が付いたところもポケモンらしいエピソードといえるでしょう。
何より、BGMが耳に残る名曲ぞろいです。
赤緑のサウンドトラックがあれば、1週間の出張も苦にならないポケモンファンは多いと思います。
ぜひ、ポケモンを今からでも知りたい初心者は、1度はプレイして欲しい作品です。
『ポケットモンスター 赤 バーチャルコンソールの価格をチェックする』
4位 ポケットモンスターオメガルビーアルファサファイア
ストーリー ★★★★☆
ゲームシステム ★★★☆☆
クリアしやすさ ★★★★☆
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★★☆
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイアは、『ポケットモンスタールビー』『ポケットモンスターサファイア』のリメイク作品です。
かつてはアドバンスで登場した作品ではありますが、『ゲンシカイキ』といった新しい概念も追加され、アドバンス版をプレイしたことがある方もそうでない方も楽しめる作品となっています。
また、ほとんどの伝説と出会うことができる『マボロシのばしょ』も登場しており、やり込み度は非常に高くなっています。
他にも、幻のポケモン『デオキシス』が伝説のポケモンと同様、ゲームをやり直すたびに何度もゲットできるようになっており、色々な意味でポケットモンスターシリーズの常識を覆した作品となっています。
3位 ポケットモンスターウルトラサンウルトラムーン
ストーリー ★★★★☆
ゲームシステム ★★★★☆
クリアしやすさ ★★☆☆☆
やり込み度 ★★★★★
全体の口コミ ★★☆☆☆
ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンは、『ポケットモンスターサン』『ポケットモンスタームーン』のマイナーチェンジとして登場した3DS作品です。
実は、ポケットモンスター作品の中で最も口コミが荒れた話題作でもあります。
その理由は、マイナーチェンジであるにも関わらず、ゲームのキャッチコピーやCMの見せ方があたかも別物の作品のように宣伝されていたからです。
「前作とほとんど同じ内容。紛らわしい」「このご時世にマイナーチェンジで2作品を同時に出すな」といった厳しい声が多かったようです。
とはいえ、作品の完成度自体には問題なく、むしろ、サンムーンの完全版として考えれば、初心者はこっちを買ったほうがお得といえるでしょう。
何より、今までの歴代のボスたちが集結するというドリームバトルも楽しめるため、最後の3DS作品の集大成としては申し分ないクオリティなのです。
ただし、ラスボスとして登場するウルトラネクロズマは、シリーズの中でも最強といえるぐらい強敵なので、ある程度のポケモンバトルの知識がなければ倒すことは難しいかもしれません。
2位 ポケットモンスターXY
ストーリー ★★★★☆
ゲームシステム ★★★★☆
クリアしやすさ ★★★★☆
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★★☆
『ポケモン初心者が今から初めるならどこから?』でも紹介しましたが、総合でもポケットモンスターXYは高順位としておすすめできる作品です。
初の3DS作品であるため、画質のクオリティも申し分ありませんし、何より値段が安いです。
初めて『メガシンカ』という概念が登場したシリーズであり、どうしてメガガルーラが強いと騒がれているのかが良く分かる作品となっています。
他にも、フラダリという個性の強いキャラクターが登場した作品でもあるため、ストーリーのほうも楽しめると思います。
ゲーム難易度も非常に優しいので、ポケモン初心者にはおすすめの作品です。
1位 ポケモンGO
ストーリー ★★★☆☆
ゲームシステム ★★★★★
クリアしやすさ ★★★★★
やり込み度 ★★★★☆
全体の口コミ ★★★☆☆
なんだかんだ言って、ポケモンを始めるなら、ポケモンGO以上におすすめできるゲームはないかもしれませんね。
ゲームアプリのダウンロードは無料ですし、常にアップデートを繰り返して流行の中心に居続けており、注目度は世界規模となっています。
バグが多いのはなんとかして欲しいところですが、多くの方が今も辞めずにプレイし続けている神アプリといえるでしょう。
リアルイベントも定期的に開催されており、その盛り上がりは今も衰えることはありません。ポケモンGOは、ポケモンの人気を肌で感じることができるゲームアプリなのです。
ポケモンGOで特に面白いのは、スマホアプリであるにも関わらず、人との交流が増えていくことです。
伝説のポケモンが登場するレイドバトルは、1人では倒すことができないため、みんなと協力していくうちに自然と知り合いが増えていくのです。
私がポケモンGOをプレイして実際に体験した話も公開していますので、興味がある方はチェックしてみてください▼
さて、そんなポケモンGOをプレイするときに便利なのが、ポケモンGOプラスです。
これを持っていると、スマホ画面を開かなくても道具やポケモンをゲットすることができます。
実は、これよりも高性能なアクセサリーも登場しています。それがモンスターボールPlusです。
なんとこれ、ニンテンドースイッチで登場する『レッツゴーピカチュウ』と連動するアクセサリーなのです。
1匹を連れ歩くこともできるため、『レッツゴーピカチュウ』を購入するなら、ぜひ合わせて手に入れたいアクセサリーです。
なお、『レッツゴーピカチュウ』と『レッツゴーイーブイ』のどちらを購入したほうが良いかは、こちらの記事で解説しています▼
まとめ
ランキングを見ても分かる通り、ポケモン初心者が今から始めるなら最低でも3DSは欲しいところです。
恐らく、ポケモンGOから始めた方は持っていないかもしれませんね。
そういう方は、費用をぐっと抑える方法があります。
それは、3DSではなく2DSを購入することです。
2DSとは、3DSソフトは遊べるけど、画面を3D表示できないゲームハードのことです。
3D表示の機能を制限した分、費用が割安になるため、結果的にポケモンを安く購入することができるわけです。
おすすめなのは、ポケットモンスター赤のバーチャルコンソールとセット売りになっている2DSですね。
これを購入すれば、『初代』を購入する手間もなくなりますので、お得といえるでしょう。
『ポケットモンスター 赤』限定パックの詳細ページをチェックする』
もちろん、1番良い方法は人から借りることですね。
ただし、ポケモンを借りられるのはポケモンを辞めた人だけです。
例えば、ポケモンGOでポケモンに詳しい人と知り合ったからといって、その人からポケモンのゲームを借りることは難しいです。
ポケモンのセーブデータはロム(カセット)に依存していますので、過去作といえど消去することはできないからです。
なので、ポケモンを始めるなら、やはり自分専用のゲームソフトとゲームハードは用意することになりそうです。
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