2016年5月2日にユーチューブで『結婚式の二次会でポッ拳が当たった男のはなし』が公開されました。
これは、ポッ拳をPRする動画となっています。
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目次
『結婚式の二次会でポッ拳が当たった男のはなし』の内容
28歳の男は、友達の結婚式に呼ばれて来ていました。
しかし、その顔は浮かない様子。
人の幸せばっかり祝っている場合ではない・・・そう思っていたからでした。
社会に出てから、人との付き合いも遠ざかっていた男にとっては、当然な現実でした。
ビンゴ大会の最中、そんなことを思っていた男は司会者に呼ばれます。
よく見ると、手元の数字が司会者の叫ぶ数字と一致していました。
男は自宅に帰ると、景品のWii Uとポッ拳をセットし、ゲームを起動させます。
「久しぶりだな」
ポケモンをやっていたのは、小学校3年生から6年生の間。
操作キャラを決めるにしても、新しいポケモンはよく分かりません。
出ているポケモンの中で懐かしい顔がいました、ピカチュウです。
対戦相手は・・・見覚えのある、カイリキーを選びました。
「おっ、10まんボルト出た」
トレーニングの中で、男はポッ拳の楽しさに触れることができました。
「ん、通信対戦?」
ゲームをまったくやっていなかった男にとって、それは不思議な言葉でした。
通信ケーブルでしか対戦を経験したことがないのです、当然と言えば当然です。
インターネット対戦は、男にとって未知の世界でした。
男は恐る恐る対戦を始めると、対戦相手が見つかりました。
表示されたプレイヤーは、チャラ男の雰囲気です。
戦いが始まると、コンピュータのように決まった動きはしてきません。
トリッキーに攻撃してくるさまを見て、対戦相手が本当に人間であることを知ります。
男は、となりにチャラ男がいる錯覚にとらわれます。
まるで、一緒にゲームをしているかのようでした。
男は、さらに対戦を重ねます。
物静かな女性、イケメン、父親と同い年の男性、小太りな小学生、果ては外国人・・・色んな人と対戦しました。
コンピュータ戦とは違う緊張感や温かみを覚え、男の口元には笑みが浮かびます。
「なんかこの感じ、懐かしいな」
それは、『ポケットモンスター赤・緑』をやっていた頃・・・。
友達を自宅に呼んで、対戦や交換を繰り返して日々が、男の中で戻っていました。
今まで1人だった男にとって、それは人と繋がっていることと同じでした。
ポッ拳を夢中でプレイしている男にとって、それは確信に変わりました。
また、にぎやかな毎日がやってくる。
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『結婚式の二次会でポッ拳が当たった男のはなし』の感想
ポッ拳のBGMが流れ、ビンゴゲームにWii Uとポッ拳を景品にしてしまう結婚式ということは、あの2人は間違いなく任天堂さんの社員同士の結婚なのでしょう。
さて、この作品は人との繋がりがテーマになっていると言えます。
主人公である男は、28歳で独身。おそらく、友達もいないと推測されます。
通信対戦で、男は色んな人と関わることができるようになりました。
これって、とてもすごいことだと感じます。
1人でゲームをするという時代は終わり、遠くにいる友達はもちろん、となりの県や外国の方とさえ友達になることができるのです。
共通する趣味の人を近くで探すのは難しいですが、全世界なら簡単に見つかります。
それをもっとも近づけているツールは、間違いなくポケモンでしょう。
今後も、ポケモンが人と人を繋ぐツールであり続けることを願っています。
ユーチューブ動画
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