劇場版ポケットモンスター『みんなの物語』で、サトシが『ポケモンパワー』という名言を生み出しました。
『ポケモンパワー』とはどういう意味なのか、紹介していきます。
なお、『ポケモンパワー』を解説するにあたり、『みんなの物語』のストーリーを一部解説する必要があるため、この記事にはネタバレが含まれますのでご了承ください。
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目次
ポケモンパワーとは?
『出典・ポケモン公式サイト』
『ポケモンパワー』とは、『みんなの物語』の舞台となるフウラシティに危機が訪れたときにサトシが口にした名言です。
「人間は弱い。けど、1人じゃできないこともポケモンとなら頑張れる。それがポケモンパワーさ」
未曽有の危機に戸惑っていたみんなに、サトシはこう投げかけたのです。
まさに、『1人じゃできないこともキミとなら』というキャッチコピーに相応しい名言といえるでしょう。
サトシが20年以上旅を続けることができたのも、相棒のピカチュウの『ポケモンパワー』を得ていたからのようですね。
リサが体験したポケモンパワー
リサは陸上部に所属し、毎日のように走っていました。
しかし、ケガを理由に走らなくなってしまいます。
すでにケガは完治していたのですが、『またケガをしたらどうしよう……』『昔のように走れなかったからどうしよう……』そんなことを考えてしまうからです。
でも、リサは初めてゲットしたイーブイから『ポケモンパワー』を得ることになります。
ルギアの風をフウラシティに取り戻すべく、リサは聖火を持って聖火台まで走ったのです。
最初は走る気などありませんでした。しかし、足をケガしたイーブイが聖火の持ち手を口に咥え、引きずりながら進もうとするのです。
「なんでそんなに頑張れるのよっ」
足が治っているのに走れなかったリサは、そのひたむきな姿に勇気という名の『ポケモンパワー』をもらい、ともに走り出すことができたのです。
トリトが体験したポケモンパワー
トリトはポケモン研究者として、ポケモンの特性を研究していました。
しかし、自信のなさや人見知りが出てしまい、自分をうまく表現することができませんでした。
それは、未曽有の危機に直面しているときにさえ出てしまいます。
他の研究者たちが研究所から逃げようとしているとき、みんなで残って街を救おうと言い出すことができなかったのです。
でも、そんなトリトに『ポケモンパワー』が送られました。
トリトの背中をパートナーのラッキーがそっと押してくれました。
そのおかげで緊張がほぐれ、思っていることを素直に口にすることができたのです。
カガチが体験したポケモンパワー
カガチは自分を大きく見せてしまう、ホラ吹き男でした。
姪の前でもいいところを見せようとして、色々な嘘をついてしまいます。
しかし、最後にはそれがバレてしまい、嫌われてしまいました。
ところが、運悪くフウラシティの未曽有の危機に直面してしまい、カガチの妹と姪が危険な目に遭ってしまいます。
助けようとするのですが、嘘つきの自分には何もできないと諦めかけようとします。
そんなカガチの前に立ちふさがったのは、ウソッキーでした。
ウソッキーはカガチのポケモンではありませんでしたが、祭りのイベント中に助けてもらってからついてくるようになりました。
ポケモンを1匹すら持っていなかったカガチに、ウソッキーは自らモンスターボールを差し出して一緒に助けようというのです。
ウソッキーとの友情が芽生えたカガチは、その『ポケモンパワー』を原動力として街を救うために走り出したのです。
ヒスイが体験したポケモンパワー
ヒスイはポケモン嫌いのおばあさんでした。
しかし、本当にポケモンが嫌いなわけではありません。
失ってしまうぐらいなら、いっそ距離を置いたほうがいいと考えるようになったのです。
かつての大火事でパートナーのブルーを失ったときから、そう心に誓ったのです。
しかし、それでも近寄ってくるポケモンたちにヒスイは心を動かされました。
再び大火事の被害が出ても、『ポケモンパワー』のおかげで乗り越えることができました。
ヒスイは、もう一度ポケモンと歩む道を選ぶことができたのです。
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まとめ
ヒスイは、孫悟空の声優でもある野沢雅子さんが担当しており、その声で「ポケモンパワーだ!」と言われると非常に迫力があって面白かったですね。
『ポケモンパワー』……今まであったようでなかった新たな名言が、『みんなの物語』では生まれることになりました。
ラルゴが体験した『ポケモンパワー』は、ぜひ劇場で確認してみてください。
なお、劇場プレゼントとして配布されているゼラオラの情報はこちらになります▼
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