ポケモンセンターヨコマハでバトルイベント『進化前 ポケモンバトル!』が開催されます。

 

対象ソフトは『ポケットモンスター・オメガルビー』『ポケットモンスター・アルファサファイア』です。

 

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目次

『進化前 ポケモンバトル!』のルール

開催日

2016年5月28日(土)

11時~17時(最終受付16時)

開催場所

ポケモンセンターヨコハマ

参加景品

ステッカー

勝利景品

参加者同士で3連勝すると、PCのおにいさん(おねえさん)と対戦資格を得られる。勝利すると、『フィギュア付シャープペン ピカチュウびっくりチュウ』が貰える。

年齢制限

なし

バトル形式

ノーマルルール

4対4のダブルバトル

基本ルール

●ボックスのポケモンは4~6匹を準備する。

 

●使用ポケモンは全国図鑑No.1~721匹のポケモン。

※伝説、幻は不可。

※ボルケニオンのみ可。

※進化の可能性があるポケモンを1匹以上いれなければならない。(メガシンカ対象外)

 

●道具は同じものを持たせられない。

※こころのしずくは不可。

 

●被ダメージなどの勝利判定は、『きぜつ』するのが前提の技は使用者の負け、技の反動で『きぜつ』した場合は使用者の勝ち(特性、道具も同じ)。

 

●天候と『ほろびのうた』の勝利判定は、先に『きぜつ』したほうが負け。

 

『進化前 ポケモンバトル!』の考察

全てのポケモンが使用可能なので、対策はかなり広範囲になってしまいます。

 

ですが、1匹だけ進化前を使うという縛りがありますので、対策すべき進化前ポケモンと使用すべき進化前ポケモンが、おのずと見えてきます。

 

これにより、進化前ポケモンとその対策ポケモンの2匹は、必然的に決定できるはずです。

 

対策ポケモン(進化前のポケモン)

ラッキー

誰もが思いつくであろうポケモン。

 

持ち物は『しんかのきせき』で確定であり、『ちいさくなる』『たまごうみ』のコンボが炸裂します。

 

強力な『かくとう』技を用意するのがセオリーですが、この大会はより多くの対策を取らなければならないので、『はたきおとす』という手もありでしょう。

 

『しんかのきせき』さえなくなれば、ラッキーは『かくとう』以外の物理技でも簡単に倒せます。

 

ヤドラン

『ぼうぎょ』が大変優秀なので、初手に出して『トリックルーム』という戦略が使えるポケモンです。

 

ヤドランが相手パーティにいれば『ちょうはつ』持ちのポケモンを初手に出すことをオススメします。

 

レアコイル

ラッキーの需要が多くなるので、あえてこちらに『しんかのきせき』を持たせてくるトレーナーもいるでしょう。

 

ダブルバトルで『ひかりのかべ』『リフレクター』は絶大な効果がありますし、『でんじは』でサポートもできます。

 

ただし、『はがね』なのでラッキー対策で入れている『かくとう』ポケモンと当たる可能性は十分考えられますし、ダブルで重宝する『じしん』でやられる可能性は高いです。

 

ストライク

絶対数は少ないかもしれませんが、一応、頭の片隅には入れておきたいポケモンです。

 

『こうげき』と『すばやさ』の種族値が100を超えており、『テクニシャン』から繰り出される『つばめがえし』は侮れません。

 

ヤミカラス

『さきおくり』を『いたずらごころ』で出すことができる数少ないポケモン。

 

『ちょうはつ』『いばる』『でんじは』『おいかぜ』など、サポートポケモンとして優れており、注意が必要です。

 

また、『イカサマ』を使っての攻撃も可能です。

 

さらに、『しんかのきせき』を利用し、『はねやすめ』を活かすこともできるので厄介なポケモンです。

 

とはいえ、進化前のポケモンですので打たれ弱く、弱点さえつけば一撃で倒すことも難しくありません。

 

『ほうでん』や『いわなだれ』に巻き込まれる可能性も高いと言えるでしょう。

 

『ちょうはつ』が決まれば、ヤミカラスは何もできなくなります。

 

ポリゴン2

ラッキーの次に採用が多そうなポケモン。

 

『しんかのきせき』で固くなることを利用し、『トリックルーム』を確実に決めることができます。

 

『じこさいせい』も覚えるので、ラッキーとそれほど見劣りはしません。

 

ラッキーとは違い、『はたきおとす』で『しんかのきせき』をなくしても、『トリックルーム』が生きていれば、『とくこう』105の種族値であるポリゴン2はワンチャンス残っています。

 

とはいえ、こちらも『かくとう』に弱いことは変わりないので、ラッキー封じの『かくとう』ポケモンと当たってしまう可能性はあるでしょう。

 

また、強力な『かくとう』技を持っているポケモンは、足の遅いポケモンが多いので『トリックルーム』は逆にウェルカムとも言えます。

 

サマヨール

おそらく、やりこんでいる方の多くは、ラッキーではなくこちらのポケモンを採用してくるでしょう。

 

サマヨールの最大の強みは、『ゴースト』タイプという点です。

 

これにより、ラッキーやポリゴン2対策で導入される『かくとう』タイプに強く出ることができます。

 

また、『おみとおし』の特性で、相手の道具を確認することもできるので、上位トレーナー愛用のポケモンと言えるでしょう。

 

サマヨールの仕事は、『トリックルーム』後、『おにび』『ナイトヘッド』です。

 

サマヨールの『HP』が減ってきたら『いたみわけ』でダメージと回復を狙ってきます。

 

天候パーティなら、『スキルスワップ』で補助することも可能です。

 

ただし、サマヨール最大の弱点は「はたきおとす」が2倍で入ってしまうことでしょう。

 

『トリックルーム』状態さえ妨害できれば、それほど脅威は感じないはずです。

 

ニダンギル

ギルガルドが優秀過ぎて見落とされがちだが、実は『ぼうぎょ』の種族値が150もあるとんでもないポケモン。

 

相手によっては、『はたきおとす』をされても一撃で落ちない耐久性だと言えます。

 

『トリックルーム』の中であれば、『こうげき』の種族値110が相手を切り裂きます。

 

ただし、『とくぼう』には難ありです。出すタイミングが重要となります。

 

対策ポケモン(主力とサポート)

メガリザードンY

『ほのお』の天候パーティなら、このポケモンは欠かせません。

 

ボルケニオンの『ほのお』を強化することもできますし、相手のボルケニオンの『みず』技を弱めることにも使えます。

 

ただし、ボルケニオン対策で『でんき』タイプの採用が多いと思うので、『10まんボルト』には注意が必要です。

 

メガカメックス

カメックスは『しおふき』が使えるポケモンです。

 

ボルケニオンと一緒に『みず』の天候パーティに組まれると厄介です。

 

『でんき』ポケモンは欠かせないでしょう。

 

カイリキー

この環境なら出てきてもおかしくはないポケモン。

 

『ばくれつパンチ』でラッキー、レアコイル、ポリゴン2に対応できます。

 

『はたきおとす』も覚えるので、サマヨール、ニダンギルもめんどう見れます。

 

『すばやさ』を抑えておけば、『トリックルーム』内でも活躍可能です。

 

ただし、ファイアローとの相性は最悪です。

 

『トリックルーム』の頻度が多いこの環境なら、『エスパー』の露出も多いので要注意です。

 

メガガルーラ

現在の環境でファイアローと2強という立ち位置のポケモン。

 

結局のところ、メガガルーラの存在を頭に入れてパーティ編成をする必要があるでしょう。

 

メガガルーラは『かくとう』技も覚えるので、ラッキー封じは完璧です。

 

ただし、『ふいうち』ではサマヨールを倒しづらいので、『おにび』を浴びせられてしまいます。

 

メガガルーラは持ち物が『メガストーン』固定なので、変化技には対応しづらいのが難点です。

 

サンダー

おそらく、手慣れのトレーナーなら『進化前 ポケモンバトル!』のルールを見た瞬間、サンダーを入れることを考えるでしょう。

 

それは、ボルケニオンの使用が許可されているからです。

 

ボルケニオンの弱点の1つに『でんき』があげられますが、『だいちのちから』を覚えることができるので、返り討ちにされてしまいます。

 

その点、サンダーは『ひこう』しているので無効にすることができます。

 

つまり、サンダーはボルケニオン封じのポケモンなのです。

 

『おいかぜ』も覚えるので、ダブルバトルにはもってこいのポケモンです。

 

ただし、『トリックルーム』を使われる可能性がある本大会では、『おいかぜ』が逆風になる場合も多そうです。

 

ニョロトノ

『みず』の天候パーティが多くなる可能性があります。

 

理由は、ボルケニオンの『スチームバースト』強化です。

 

あの安定した命中率と破壊力を『あめ』状態で撃たれたら、もはや無双です。

 

『はれ』『すなあらし』で封じるのか、一緒に『あめ』で強化するのか、パーティ構築の課題でしょう。

 

ただし、『あめ』の時は『かみなり』が必中なので、ボルケニオンが苦手とする天気でもあります。

 

バンギラス

『あく』ポケモンですので、サマヨール、ニダンギルに強く出ることができます。

 

『やけど』対策として、『ラムのみ』を持たせるトレーナーが多くなりそうですね。

 

『いわなだれ』『ストーンエッジ』も覚えられるので、ボルケニオンに大ダメージを与えられます。

 

足が遅いので、『トリックルーム』で優位になることも可能です。

 

『すなおこし』で天候を変えられるのも強みです。

 

ただし、ボルケニオンに『スチームバースト』を浴びせられると、逆に大ダメージを与えられてしまいます。

 

バシャーモ

タイプ一致の『ばかぢから』は強力で、ラッキーでも吹っ飛ぶでしょう。

 

『はたきおとす』も覚えることができるので、カイリキーの代わりになります。

 

メガシンカすれば、カイリキーよりも強力な一撃も放てます。

 

ただし、『ほのお』タイプのため、ボルケニオンの餌食になりかねません。

 

サーナイト

『トリックルーム』が使え、『シャドーボール』も覚えるので、サマヨール対策にはバッチリなポケモンです。

 

『テレパシー』の特性もあるので、ダブルバトルの相性もよいです。

 

『10まんボルト』も覚えるので、ヤミカラス、ボルケニオンにも効率よくダメージを稼げます。

 

メガシンカすれば、『とくぼう』も増してボルケニオンの攻撃に耐えられます。

 

ただし、ボルケニオンは『ヘドロばくだん』も覚えるので、対策される可能もあります。

 

ボーマンダ

ダブルには、よく見かけるポケモン。

 

『いかく』持ちというだけで採用する価値はあると思います。

 

また、ドラゴンタイプなので『ほのお』『みず』に強く、ボルケニオンに耐性がある点も良いです。

 

ただし、『トリックルーム』の中では遅くなってしまうので気をつけましょう。

 

ラティオス

『かくとう』ポケモンの採用が多くなりそうな本大会では、猛威を振るいそうなポケモン。

 

『シャドーボール』『10まんボルト』も覚えるので、多くの対策ポケモンをカバーできます。

 

『おいかぜ』『いやしのはどう』などのサポートも充実しています。

 

ただし、メガガルーラの『ふいうち』の餌食になりやすいです。

 

トゲキッス

意外と知らない方もいるようですが、トゲキッスは『だいもんじ』を覚えます。

 

『ほのお』の天候パーティに入れると、化けるかもしれません。

 

『でんじは』『このゆびとまれ』などのサポートもできますので、視野に入れておいても損はないポケモンです。

 

ロトム

ヒートかウォッシュか、という迷いのあるポケモンです。

 

どちらにせよ、『ひかりのかべ』『リフレクター』『でんじは』『おにび』と手厚いサポートができます。

 

『ちょうはつ』などの変化技で封じられても、『ハイドロポンプ』『オーバーヒート』、時には『10まんボルト』のウェポンでやり通すことも可能です。

 

ヒ―ドラン

『ふんか』のイメージが最もあるポケモン。

 

『ほのお』の天候パーティで、ボルケニオンと並んで出てくる光景が頭をよぎります。

 

すぐさま、『じしん』でダブルアウトにしてしまいましょう。

 

クレセリア

間違いなく、上級トレーナーは連れてくるであろうポケモン。

 

『トリックルーム』『スキルスワップ』で天候を自分のものにし、『てだすけ』をする戦術が多くなりそうです。

 

速やかに『はたきおとす』後に『ちょうはつ』を決めたいところです。

 

ファイアロー

『トリックルーム』の中でも速く攻撃できる厄介なポケモン。

 

『このゆびとまれ』などで攻撃を誘導するか、しっかりと『まもる』必要があります。

 

打たれ弱いのが、せめてもの慰めでしょう。

 

ボルケニオン

この大会で最も使用頻度が高くなるであろうポケモン。

 

唯一の幻枠なので、このポケモンを入れていないと不利になると思います。

 

タイプ一致の『スチームバースト』は、たとえ弱点をついていなくても大ダメージを与えることが可能です。

 

ただし、ダブルでは『いわなだれ』『じしん』が人気の技なので、ボルケニオンが苦手とするルールかもしれません。

 

抑えておきたいポイント

この大会で上位に勝ち残るためには、以下のポイントを抑えておく必要があります。

 

  1. ラッキーなどの『しんかのきせき』持ち対策
  2. トリックルーム対策
  3. ボルケニオン対策
  4. 天候対策

 

他にもたくさんありますが、この4点が最低でも対策しておかなければなりません。

 

そこで出てくるキーワードが『かくとう技』『でんき技』『はたきおとす』『ちょうはつ』です。

 

ラッキー、ポリゴン2、メガガルーラなどを倒すために『かくとう』技が必要。

 

ボルケニオンを倒すために『でんき』技が必要。

 

『しんかのきせき』封じに『はたきおとす』が必要。

 

『トリックルーム』を封じるために『ちょうはつ』が必要となります。

 

ただし、『すばやさ』の優劣を変えるのを『おいかぜ』にするのか、『トリックルーム』にするのかはパーティ構成次第です。

 

天候も、『バンギラス』を投入して対策をするのか、一緒になって天候パーティで攻めるのかで変わってきます。

 

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『進化前 ポケモンバトル!』のサンプルパーティ

慣れた方なら、ポケモン考察は順調に進められますが、バトルは好きだけどなかなかパーティが決められない方もいらっしゃると思います。

 

まして、大会開催の発表が1週間前なら尚更です。

 

なので、サンプルとしてパーティを紹介しておきます。

 

ただし、誰にでも扱いやすいパーティにしていますから、誰でも予測できて対策しやすいので注意してください。

 

揃えやすくするため、全て野生のポケモンに限定します。(ボルケニオンは除く)

 

ボルケニオン

性格 ひかえめ

特性 ちょすい

持ち物 いのちのたま

 スチームバースト ねっぷう ヘドロばくだん まもる

サマヨール

性格 のんき

特性 おみとおし

持ち物 しんかのきせき

 ナイトヘッド おにび いたみわけ トリックルーム

ガルーラ

性格 ようき

特性 きもったま

持ち物 ガルーラナイト

 すてみタックル ねこだまし ふいうち けたぐり

クロバット

性格 ようき

特性 せいしんりょく

持ち物 オボンのみ

 いかりのまえば ちょうはつ ファストガード おいかぜ

ライチュウ

性格 おくびょう

特性 ひらいしん

持ち物 きあいのタスキ

 10まんボルト ねこだまし まもる アンコールorちょうはつ

カイリキー

性格 いじっぱり

特性 ノーガード

持ち物 ラムのみ

 ばくれつパンチ ストーンエッジ はたきおとす ワイドガード

 

運用方法

相手がどんなパーティであれ、ボルケニオンは必ずいれて下さい。

 

ボルケニオンは、相手が得意とする天候が『ほのお』『みず』であっても、どちらでも対応ができるからです。

 

そして、『ライチュウ』か『クロバット』のどちらかは必ず入れましょう。

 

『アンコール』『ちょうはつ』が、必要不可欠だからです。

 

 

相手が天候パーティで全体攻撃を狙っている場合、カイリキーを採用します。

 

『ワイドガード』で防ぐことができます。

 

 

相手パーティに『トリックルーム』持ちが1匹でもいれば、サマヨールを投入してください。ペアとして、カイリキーの優先度が高くなります。

 

『おいかぜ』パーティなら、クロバットを採用しましょう。ペアとしてメガガルーラ、ライチュウの優先度が高くなります。

 

 

ラッキー、ポリゴン2、メガガルーラはカイリキーが対応できます。

 

『しんかのきせき』持ちもカイリキーの仕事です。

 

 

ボルケニオンがくれば、ライチュウで対応できます。

 

ライチュウは『アンコール』を使うことで、あらゆる変化技を縛ることができます。

 

 

入れるポケモン、初手のポケモンに迷ったらクロバットを入れましょう。

 

相手の相性が悪くても、『いかりのまえば』で相手の『HP』を半分にすることができます。

 

『おいかぜ』でサポートも可能です。

 

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