コロコロコミックで連載されているポケットモンスターホライズン第1話の内容と感想の記事になります。
『やぶのてんや』先生の原作マンガであり、舞台はポケットモンスターサン、ポケットモンスタームーンに登場するアローラ地方をめぐる少年とポケモンの物語です。
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目次
ホライズン第1話の内容
夏休みを利用し、アキラはアローラ地方にやってきました。
ギザギザ頭にサングラスを乗せているアキラを出迎えたのは、親戚のククイ博士でした。
「長旅おつかれ。ようこそ、アローラ地方へ」
しかし、アキラはククイ博士に目もくれず、小高い崖から海にダイブします。
勉強、手伝い、片付け、習い事・・・それらをすべて投げ捨て、自由を手に入れたアキラは浮かれていたのです。
ただ、そこの海は浅瀬であり、アキラは頭から激突します。(サトシ並みの超人さで、ケガ1つなく上がってきます)
とりあえず、ククイ博士のポケモン研究所にいくことになります。
ポケモンのことをよく知らないアキラは、歩くごとに遭遇するポケモンの数に驚いていました。
「アローラは、とくにポケモンと共生しているからね」
アマカジ、トゲデマルなどを見ながら、ククイ博士はそう教えてくれました。
「なら、こんなの見たことないだろう」
ククイ博士が指さす場所を見ると、マケンカニとイワンコがバトルをしていました。
『ポケモンバトル』という単語を聞き、アキラは胸を踊らせます。
バトルを見ていると、イワンコはボロボロなのに、やる気マンマンです。
「イワンコは、いつもやる気はあるけど、弱いんだよな」と、そんなヤジが聞こえてきました。
確かに、イワンコは防戦一方です。しかし、戦いをやめようとはしません。
そんな姿に、アキラは心打たれていました。
「チビのくせに、やるじゃないか!よーしイワンコ、ここから一発逆転だ!」
その応援もむなしく、トレーナーであるマナはイワンコを下げてしまいました。
抗議するアキラに対して、赤いバンダナを頭に巻いたマナは言います。
「傷ついたポケモンに無茶させるなんて、サイテーなことよ!」
マナは、最高のポケモントレーナーを目指していました。夏休みは、アローラ地方のポケモンについて調べていることも教えてくれました。
何の予定もなかったアキラにとって、ポケモントレーナーという単語もまた、心が騒ぐ言葉でした。
マナは、ククイ博士と知り合いだったので、3人はポケモン研究所で団らんすることになります。
そこで、マナが使っていたイワンコの話が出ました。
本当は、マナのポケモンではありませんでした。
しかし、野生のポケモンとバトルを繰り返すイワンコを見てられず、目が届くトレーナーバトルを定期的に行っていたようでした。
バトルに弱いイワンコを戦わせたくない・・・それが、マナの本心でした。
アキラはゲージに入れられたイワンコを見ながら、窮屈な生活をしていた自分の姿を重ねていました。
その時、物凄い音が町に響きました。
ジジーロンが暴れていると聞き、ククイ博士とマナは飛び出します。
アキラも行こうとしますが、吠えるイワンコに目をやりました。
「お前も行きたいのか?そうこなくっちゃ!」
ゲージを開けると、一直線に駆け出すイワンコを見ながら、アキラは笑みを浮かべていました。
現場に到着すると、ジジーロンが荒ぶっていました。
マナはモクローの『はっぱカッター』で動きを封じようとしますが、『たつまき』で吹きとばされてしまいます。
追撃しようとするジジーロンを止めたのは、あのイワンコでした。マナもククイ博士も釘付けです。
連れてきた理由をマナに問われると、「窮屈な鍵を外しただけだよ」とアキラは答えます。
アキラは、どうしてイワンコがそこまで戦いたがるのか、その理由を知りたかったのです。
強くなりたいという気持ちをイワンコの叫びから感じとったアキラは、イワンコのトレーナーとしてジジーロンの前に出ました。
しかし、マナは傷ついているイワンコが見てられず、モンスターボールで回収しようとします。
傷ついたポケモンを無理やり戦わせるのは、常識的にあり得ないと思ったからです。
しかし、アキラは言います。
「常識とかでポケモンを縛るなよ、もっとイワンコを見てやってくれ。イワンコは、まだまだできると言っている!こいつの意志は、岩のように固いんだ!」
アキラとイワンコが気合いをいれるために叫ぶと、イワンコの首についている石が光りました。
「まさか、Z・・・!?」
ククイ博士の言葉よりも先に、イワンコの『ゼンリョク』の『たいあたり』がジジーロンに決まり、気絶させることができました。
アキラとイワンコが喜んでいる姿を見て、マナは自分の考えを改めました。
ポケモンの可能性を信じるのも、ポケモントレーナーの務めだったからです。
アキラはイワンコの力になりたいと考え、最高のポケモントレーナーを目指すことを宣言します。
ククイ博士は「おお、そいつはごきげんだな!」と口癖が飛びます。
『島めぐり』を勧めたククイ博士は「Good adventures broaden your horizons」の言葉をアキラに送ります。(よい冒険は、世界を広げる)
冒険することを決めたアキラは、ポケモンとあらたな地平へ向かいます。
To Be Continued
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ホライズン第1話の感想
ホライズン(horizon)の意味は、地平線、または水平線です。
何故、このタイトルが付けられたのか疑問でしたが、最後でようやく理解することができました。
しかし、まさか小学生の口から「お前も窮屈そうだなぁ」というセリフが飛ぶとは、思いもしませんでした。
今どきの小学生は、窮屈な生活から自由になりたいという願望があるようです。すごい世の中になりました・・・。
さて、主人公の名前はアキラ、パートナーはイワンコとなりました。
流行りのキラキラネームにしなかったのは、おそらく『サトシ』という名前をリスペクトしたからでしょう。
イワンコは、『まひるのすがた』『まよなかのすがた』のどちらに進化するのか、気になるところです。
イワンコの進化形について詳しく知りたい方は、こちらの記事で紹介しています▼
ルガンガンはイワンコの進化形!『まひるのすがた』『まよなかのすがた』
王道のコロコロコミックですので、おそらく『まひるのすがた』でしょう。
問題は、UB02たちをルガンガンで倒せるかどうかですが・・・。
『ウルトラビースト』のUB02について詳しく知りたい方は、こちらの記事で紹介しています▼
さて、次回は10月15日の発売となります、お楽しみに▼
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やぶの先生のポケモン漫画始まりましたね~。
アキラという名前は漢字で「明」、太陽と月を表す文字が入ってるからだと思います。カリンさんの名言を思い出した第一話でした。
当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
新たな冒険が始まり、今後どうなっていくのか楽しみですね。
言われてみると、アキラの名前にはサンムーンを思わせる言葉が隠されていますね。
確かに、好きなポケモンを極めていくことが本来のトレーナーの姿なのかもしれません。
貴重な感想とご意見、ありがとうございました。
またなにか、ホライズンで気づいた点や最新情報がありましたらお知らせいただけると幸いです。